芸術はゴミである

本日のMETRO(第109回)。

My art is a pile of rubbish: Spanish artist paints refuse he forages from the streets to create unusual works

(ペーパーのタイトルは「My art is a pile of rubbish」)

今日は珍しく芸術の話。

と言っても、美術館にあるような芸術品ではなく、ストリート・アートの方。

ストリート・アートと言えば、バンクシー(Banksy)が有名だが(まだ一度も観たことないけど)、この夏、ロンドン東部のブリックレーン(Brick Lane、インディアン・レストランがたくさんある)に新たな形のストリート・アートが登場した模様。

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アーティストの名前は、Francisco de Pajaro

スペイン人の彼は、ストリート・ペインティングが法的に禁止されているバルセロナで新たな表現方法を模索し、路上にあるゴミをアートの題材にする形にたどり着いたという。

上の記事にある写真を見れば、どんなものかすぐ分かるが、なかなかユニークである。

ゴミと言っても、ゴミ袋に入ったゴミもあれば、ソファ、ベッドや自転車のような路上に打ち捨てられた粗大ゴミ、そしてビリビリにやぶられたポスターなどと幅広い。

ただ、ゴミなので、基本的にはすぐに回収されてしまうものも多いのではないかと思う。

どのぐらいの時間をかけて、これらの作品を作り出しているのか分からないが、よくこんなものを題材として選んだよな。。
彼のコメントによると、スペインの警察に比べて、イギリスの警察は、彼のゴミ・アートに対して、かなり寛大らしく、彼の作品を見て、「どうせ、ゴミでしょ。むしろ、いいじゃん!」と、ゆるゆるな感じらしい。

スペイン、というかバルセロナの方が、アートに対して寛容そうなのに、意外な気もするが、この適当な感じがイギリス人っぽいと言えば、ぽい。
(スペイン人はノリいいわりに、結構細かい性格の人が多い気がする。自分の周りがそうなだけかもしれないけど)

そんな彼の作品をもっと堪能したい人は、彼のWebサイトをチェックすべし。

Art is Trash

(本日のiTunes Festival出演アーティスト)
新譜いいね。かっちょええ。いい意味で大人になってきた気がする。
Listening to “AM” by Arctic Monkeys
B00DKY4LBW

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