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雑務に追われ、教師が本業に専念できていないという、どっかで聞いたことがあるような話

本日のMETRO(第64回)。

Teachers vote to spend only 20 hours a week in the classroom
(ペーパーのタイトルも上記と同じ)

今日も、昨日の続きみたいな感じだが、4ページにあった教育ネタ。

リバプールで開かれたイギリス教員組合、NUT(National Union of Teachers)のカンファレンスで明らかになったらしいのだが、学校の先生が、実際にクラスで時間を過ごせるのが、週に20時間だけで、他の時間は授業の計画(10時間)やミーティングなどの雑務(5時間)に当てられているとのこと。

これを一日あたりで見ると、4時間がクラス、2時間が授業の計画、1時間がその他、という感じになる。
(つまり、9時-5時で、お昼の1時間を除くと、一日合計7時間という計算)

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小学校の先生がテスト多すぎで反対運動を展開中

本日のMETRO(第63回)。

Primary teachers threaten to snub ‘unnecessary’ tests

今日は4ページの小さい記事で、Webにはその記事は載ってなかったのだが、あえてこの記事をチョイス。

なんでも、小学校の試験が多すぎて、音楽や美術などの創作活動のための時間がほとんど取れないという事態になっているらしく、政府の方針に反対し、一部では反対運動も起こっているようだ。

記事によると、今度、11歳で文法の試験、6歳でリーディングの試験が追加になったようで、リーディング試験については、NUT(National Union of Teachers)というイギリス教員組合のメンバがリバプールで反対キャンペーンを展開している模様。

こちらの現地の学校に通っていた人の話を聞くと、私立の学校は別だが、普通の公立の学校の教育水準は日本と比べると低いようだ。

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学校の先生は正しい英語が書けない

随分と間が空いてしまったが、とりあえず、本日のMETRO(第15回)。

School forced to bring in proofreaders to check teachers’ spelling
(ペーパーのタイトルは「Teachers struggling with basic literacy」)

最近のイギリスの学校の先生はまともな英語が書けないらしく、先生が書いた親向けのレポートを校正する人を学校が雇って、親に送る前に文法やらスペルミスやら構成をチェックしているらしい。

おいおい、という話だが、日本で言うと、ちゃんと漢字が書けないとか、文法が正しくないとか、そう言われてみると、割とあるような気がして、よその国のことを笑えないのではないかと思う。

という自分も、特に最近はパソコンや携帯でキーボード入力することがほとんどなので、いざ紙やホワイトボードに書こうとすると手が止まることが頻繁にある。
特に、あれ、この漢字どう書くんだっけ?と悩むことがあるし、その時はパソコンで変換して確かめたりする。
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