タグ : 住宅ローン

イギリスの不動産バブル崩壊の恐れ

本日のMETRO(第100回)。

最近他のブログも割りと更新しているので、こちらの更新頻度が落ちてしまっているが、やっと100回。
別に100回目だからといっても特別なことはなく、淡々と更新あるのみ。

Mortgage lending soars to five-year high as housing bubble fears rise
(ペーパーのタイトルは「Home loans go through roof as bubble fears rise」)

このブログでも頻出ネタとなりつつあるが、またもや家ネタ。

住宅ローンの額がハンパないことになっており、先月ついに2008年10月以来最高の金額になってしまったらしい。
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2020年にイギリスにおける賃貸価格が46%もアップする理由

本日のMETRO(第95回)。

Born in the 1980s? Forget having a place of your own
(ペーパーのタイトルは「Born in the 1980s? Forget having a pad of your own」)

今日は5ページ目に載っていた気になる不動産関連の記事。

National Housing FederationNHF)が発表したレポートによると、なんでも、2020年の賃貸価格が、今より46%も上昇する見込みらしい。

46%て・・・ほぼ50%やん。。。

また、記事によると、新規に家を購入する場合(First time buyer、つまり初めてのマイホーム購入)も、42%価格が上昇するとされている。

この計算でいくと、2012年の平均的な新規購入価格が、173,185ポンド(今のレート「152.858174」で、2,650万円弱)なのに比べ、2020年は、245,165ポンド(今のレートで3,750万円弱)となってしまう。

では、なぜこうなってしまうのか。
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「Mortgage squat」って何だか知ってますか?

本日のMETRO(第78回)。

First-time buyer generation opts to ‘mortgage squat’
(ペーパーのタイトルは「Why take out a mortgage when you can squat?」)

今日は44ページ目にあった住宅関連の記事。

25歳から34歳のfirst-time buyer世代の5分の1が「mortgage squat」を選択しているらしい。
と言っても何のことかよく分からないと思うので、まず、軽く説明しておく。

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イギリスの不動産価格がリーマンショック前のピーク時に近づいている模様

本日のMETRO(第73回)。

Hometrack: Demand sends house prices back to pre-crash peak
(ペーパーのタイトルは「Demand sends house prices back to peak」)

今日は一面記事。

最近のHometrackという不動産マーケットの分析会社が実施した調査によると、イギリスの、特にロンドンの不動産価格が年々上昇し、2007年のリーマンショック前のピーク時の水準に戻ってきているらしい。

記事によると、クレジット・クランチ(Credit crunch)後に厳しくなった住宅ローンの借り入れが規制緩和され、ローンを組みやすくなったことと、マーケットに出ている物件が不足していることで、ほぼ言い値でバイヤーが購入するという、売り手市場となっており、価格が上昇傾向にあるようだ。

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イギリスでマイホーム購入資金を貯めるのになんぼかかんねんという話

本日のMETRO(第68回)。

Trapped in the nest: House prices force young to be carers
(ペーパーのタイトルは「Trapped in the nest」)

今日は一面記事。

20歳から34歳の若い世代の人たちが、イギリスの記録的な不動産価格の高騰のせいで、家が買えなくて、買えるくらいのお金が貯まる頃には、両親の介護の必要が出てきて、結局家を諦めざるを得ないという状況になっているという話。
現在イギリスでは、最高3百万人もの若い世代の人たちが貯金のため、親と共に住んでいるらしく、デポジット(頭金)が払えるくらいの貯金が貯まるまでに、イギリス国内の平均で、だいたい10年、ロンドンに至っては、24年もかかるとのこと。

それで、しこしこお金を貯めているうちに、5人に1人の人が、親の介護をすることになるらしい。

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ミドルクラスの人たちが住宅ローンを借りるためにやっていること

本日のMETRO(第66回)。

Middle-class mortgage lies: More professionals fib to get home loan
(ペーパーのタイトルは「Middle-class mortgage lies」)

今日の一面は、日本でも大きなニュースになっていると思うが、イギリスの元首相マーガレット・サッチャーが亡くなったという記事。

一面どころか、あのMetroでも15ページ目まで、延々とサッチャー特集だった。

それだけインパクトがあったということだ。

・・・が、ここはあえて、別の記事をチョイス。
(というか、サッチャーについて、個人的に語るべきことも特にないし・・)

で、19ページ目にあった、この記事。

不況にあえぐイギリスにおいて、家を購入するために、多くの人が住宅ローンを借りるのに苦労しており、申請時に、虚偽の情報を提供している話。

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