いたずら電話の悲しい顛末

本日のMETRO(第23回)。

Royal nurse prank DJs: Let us have our say too
(ペーパーのタイトルは「Prank DJs: Let us have our say too」)

事件後、先週の記事に追記したし、正直、もうこのネタはあまり書きたくなかったのだが、本日の一面は予想通り、いたずら電話の話。
(先週の記事で、いたずら電話の内容がそのままアップされていると書いたが、今確認したところ、それも削除されている模様)

ご存知の通り、いたずら電話に対応したナースが自殺するという誰もが予想し得なかった事態になってしまった結果、いたずら電話をかけたオーストラリアのDJ2名が(当然ながら)非難の的になっており、2名のTwitterのアカウントも削除され、現在内部調査中とのこと。

ただ、彼らは表に出て彼ら自身の言葉で話したいとの気持ちを持っており、インタビューにて実際の彼らの胸中を明らかにしている。
そのインタビューの模様が以下の記事で観れるのだが、二人とも(特に女性の方)かなりやつれている様子で、このことが四六時中頭から離れず、現在カウンセリングを受けているとのこと。

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Australian DJs ‘gutted and heartbroken’ at death of nurse Jacintha Saldanha

インタビュー中でも語っているが、「まさかこんなことになるなんて」というのが本音だろう。(そして我々も含めて誰一人予想し得なかった)
本当に何も生み出さない、「悲劇」としか言いようのない事件である。

ちなみに女性DJがその悲報を知らされたときの最初の質問が「彼女は母親だったの?」だったらしいが、子供を2人持つ親の身としては、残された父親や子供のショックは痛いほど共感できる。
(実際には、もっともっと痛く辛いだろう・・)

尚、昨日イベントに出席予定だったウィリアム王子は、退院したキャサリン妃のケアのため出席をキャンセルし、今のところ特にこの事件に関しては沈黙を守っている。
今が大切な時期なだけに、重度のつわりの上、これ以上キャサリン妃に余計な精神的ストレスをかけたくないのだろう。

とにかく元気な赤ちゃんを産んで欲しい。
それだけが、今回の、この何とも言えない悲劇の中にある、唯一の光なのではないだろうか。

Listening to “Collected” by Massive Attack
B000EQHSFK

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