キャサリン妃、今度は有名作家からボロクソにこき下ろされる

本日のMETRO(第40回)。

Booker Prize winner Hilary Mantel hits out at ‘machine-made’ Duchess of Cambridge in scathing attack
(ペーパーのタイトルは「Send her to the Tower!」)

先日、休暇中のビキニ・ショットを撮られてニュースになったばかりのキャサリン妃、今度は、昨年2度目のブッカー賞を受賞した有名作家ヒラリー・マンテルに、公演でボロクソにけなされたらしい。

なぜ、彼女がそんなことを言ったのか分からないのだが、キャサリン妃について、「機械」、「個性がない」等と評し、さらには、個性的だった?故ダイアナ妃を引き合いに出し、控えめであまり感情を表に出さない(今のところ出してない?)キャサリン妃の方は、精巧に作られた手巻きの機械みたいとばっさり切り捨てている。

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また、イングランド王ヘンリー8世の2番目の王妃であるアン・ブーリンをも引き合いに出し、知性や中身がなく、服を着飾った外見だけの「ショーウィンドウのマネキン」とも。

どうでもいいが、愛人だったアンと結婚するために、ヘンリー8世は、当時の王妃だったキャサリン妃(ややこしいな)と離婚するためだけに、離婚を認めないローマ・カトリック教会と断絶し、イングランド国教を作ったとされている。

と、そんなアンの生涯をWikipediaで読んでいて、ふと、彼女が最後は国家反逆罪に問われ、ロンドン塔にて斬首刑に処せられた事実に気付いた。

それで、ようやく、そうか、上のペーパーのタイトルの意味はそういう意味だったのかと合点がいった。
(それまで何のことか全く理解できてなかった)

The Tower」とは「The Tower of London」のことで、つまりロンドン塔。
なので、引き合いに出されたアン王妃がロンドン塔で処刑された事実を知らないと、このタイトルを見ても、なんのこっちゃ、となってしまう。

やはり、語学って、言葉だけじゃなくて、その国の歴史や文化込みで学ばないと、本当の意味では理解できませんね、と一つ勉強になった次第である。

というのはどうでもよくて、こんな見出しつけるMetroもどうかと思うのだが、ほんと、容赦ないようなぁ、イギリス。
こりゃ精神鍛えられるわ。

つか、これぐらいじゃびくともしないくらい、タフにならないと、イギリス王室の人間は務まらないということなのだろうか。
(そもそも、こういうニュースは本人の耳に届いていないのかもしれないけど)

ちなみに、このヒラリー・マンテル、イギリス王室そのものについても、大事に養育されている金のかかるパンダみたいなもん、と、それはもう盛大に喧嘩を売っている*笑

ここまで堂々とモノを言えるこの人もすごいと思うが、それを言ってもOK(なのか?)なこの国の土壌もすごいなと思う今日この頃。

ケイトさん、無事に元気な赤ちゃん産んでくださいね。。

Listening to “Holy Fire” by Foals
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