コッツウォルズのバイブリーでマス釣り&BBQやってきた
ツイッターで少し書いたのだが、先週末、コッツウォルズのバイブリーという村にあるマス釣り、そしてその場でピクニック&バーベキューができるというBibury Trout Farmというところへ日帰りで行ってきた。
バイブリーと言えば、コッツウォルズの中でも有名で、日本人にも人気のある美しい村で、ご存じの方も多いかと思う。
自分も過去に3回くらいは訪れたことがあると思うが(正確に覚えてない)今回は、マス釣りのみを目的に、弾丸日帰りで行ってきたのである。
なぜ、そんなことになったかというと・・・
自分はその場にいなかったので、よく知らないのだが、毎週土曜日に一緒に日本の補習校に行く友達ファミリーがいて、その前週の土曜日の補習校の帰りに、その友達の家にお邪魔した時に突然決まったらしい。
なんでも、うちのGaby(言い出しっぺ)が、その家にあった釣り竿を発見し、「釣りがしたい!」と言い始め、その友達のお兄ちゃんが、「それならバイブリーに釣り堀があるよ」と教えてくれ、さらにそのパパが、「んじゃ、来週行っとく?」とかいう感じで、ごく軽いノリで決まった模様。
んで、その後、帰ってきた相方から、「来週、バイブリーに釣りに行くことになったから」と突然言い渡され、「は???」となったのは言うまでもない。
そんなわけで、急遽釣りにいくことになったのだが、とりあえず釣り道具一式は借りれるというのと、友達がBBQセットを持参してきてくれるということで、BBQができる準備(皿、箸、コップ、塩など)と、魚と一緒に食べるおにぎりを大量に作って現地へ向かった。
バイブリーへはウィンブルドンから、感覚的に割りと近いのだが、思ったより時間がかかってしまい、結局車で2時間弱、11時頃に到着。
車をどこへ止めようかと思っていたら、スワンというホテルのあるカーブのあたりに、看板があり、奥に専用の駐車場があることを発見。
入り口がすぐ近くにあるので、BBQセットなど荷物が多い場合でもこちらからならすぐに運べて便利である。
入場料金は大人2名、子供3名までのファミリーチケットが12.5ポンド。
これプラス、マスを釣った分だけキロ測りでお金を支払う。(9.25ポンド/キログラム)
中に入ると、トップの写真のようなキャンプエリアがあり、下のように所々にバーベキューエリアが設置されている。
(奥に見えるのは子供向けのプレイエリア)
ここは、釣り堀以外にも、マスを養殖して、お店やホテル、レストランなどに卸しているので、あちらこちらにマスがたくさん泳いでいて、えさを買ってあげることもできる(コップ1杯のえさで0.5ポンド)。
さらに奥へ行くと、以前入ったこともあるショップがあり、普通の観光客はこちらから入ってくる。
(バイブリーに行ったことがある人なら見覚えあるはず)
一応、ここに入場料を払って入る時に、手にスタンプを押してもらうので、外への出入りも自由で、村を観光したりもできたりする。
下はその注意書き。日本人が多いせいか、日本語も併記されているのだが、訳がだいぶ怪しい。
とりあえず、友達ファミリーがまだ来ていなかったので、バーベキューエリアと近くにテーブルを確保し、ダラダラと時間つぶし。
ちなみに、ここは全くネットワークが入らず(やはり、O2、田舎は全然ダメだな。。)、せっかくなので、自然に戯れることとし、子供たちにエサを買ってあげて、魚や鳥達にエサを上げつつ散策することに。
そうしているうちに、友達ファミリーも到着し、お腹も大分すいてきたので、さっそく釣り堀へ。
マスが釣れるのはかなり限定された場所だけで、こんな感じ。
(到着した時、写真のように団体の中国人?が既に釣りまくっていた)
この釣堀には、釣られる順番を待っているかのように、同じ方向を向いて大量のマスが泳いでおり、針にエサ(みみずなどでなく、普通に投げ入れるのと同じやつ)をつけて、水に入れると、割りと簡単に釣れる。
基本的に子供たちに竿を持たせ、大人は釣れた魚を網ですくって、棒で頭を叩いてしめるという役割分担。
注意書きには、魚のしめ方や、釣った魚は戻すな等の注意書きが書いてあるのだが、自分も魚をしめるのは初めて。
一応、その場には係の人が待機していて、初心者をサポートしてくれるので初めてでも安心である。
下は、魚をしめる係の人。
結局2ファミリーで、合計11匹釣ったのだが、もう一人のパパがバーベキューの火をおこしていたので、その後は自分がひたすら魚を棒で殴ってしめるという役割に。
どこかで魚釣りゲームを見つけるとかならず食いつくほど魚が好きなRayは、魚釣りゲームで練習した成果?か、合計5匹ほど釣り上げ、その日トップの成績。
本人もかなりご満悦だったようだ。
んで、釣った魚は、入り口で測ってお金を払い、食べる場合、近くにあるシンクで、内臓を取り出す(これは相方担当)。
尚、これもやり方は教えてくれるので、初心者でも難しくない。(魚の内臓ダメ!という人でなければ)
そして、やっとバーベキュー。塩コショウでさっと味付けして、あとは網で焼くだけ。
ちなみに、バーベキューの炭もその場で買えるが、かなり割高なので、持参した方が吉。
網も置いてあるやつは汚いので、持参した方がよいと思う。
あと、どうでもいいが、近くの人はなぜかそこで「肉」を焼いていた*笑
もしかしたら、単に近所の人がバーベキューエリアとして使っていたのかもしれないが、マス釣場で、ステーキ焼いてどうするよとかなり突っ込みたかった。
んで、うちのマスの焼き上がりはこんな感じ。身はかなりピンクでサーモンに近い。
皿が4枚しかなく、しかもIKEAの子供用のやつでかなり小さかったので、タッパのフタを使う羽目になり、見た目はイマイチだが、その場で釣って焼いて食べる魚はやはりうまい。
結局、11匹のうち、2匹半くらいは余ったが、全部焼いて、身だけほぐしてタッパに入れて持って帰った。
かなり大量にあったので、次回はもう少し違う味を楽しめたらなと思った。
次回は、オリーブオイル、レモン、ハーブ系、大根おろし、醤油あたりを持参したい。
あと、ご飯も足りなかったので、今度は、カセットコンロと鍋持って行って、ご飯炊くようにしよう。
食べたあとはダラダラして、その場を出たのが18時くらいだったのだが、帰りは結構な渋滞に巻き込まれ、結局家に着いたのは21時過ぎに。。
まぁ、疲れたけど、子供たちも楽しめ、フレッシュな魚も食べれるし、これはこれでアリではないかと思った。
そして、魚を釣ってその場で食べるというのはなかなかイギリスではできないので、子供たちにとっても良い経験になったのではないかと思う。
さすがに日本からコッツウォルズまで来て、マス釣りしようという人はいないかもしれないが、イギリス在住の人には、オススメなので、魚が食べたくなったら是非。
Listening to “Anthems for Doomed Youth” by The Libertines
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