イギリスで約3ヶ月ぶりに学校が再開

ここ最近、イギリスでは、とてもイギリスとは思えないような晴天続きで、とても気持ちの良い日々を送っている。

平日は、朝から、子どもたちと共に、PE with Joeを(割と)真面目にやっているせいか、体も(心なしか)引き締まってきて、ロックダウン前より、むしろ体調はいいくらいである。

一方、子どもたちは、毎朝のJoe以外は、あまり体を動かすことが少なく(引きこもり大好き)、Gabyも一応DIYクライミングウォールで、室内トレーニングはやっているが、以前と比べると、かなり運動量が足りておらず、やはり、学校がないというのは、かなりの影響である。

そんな中、イギリス(正確にいうとイングランド)では、政府から、6月1日から学校を再開する旨の発表があった。

スポンサーリンク

と言っても、いきなり、全学年の生徒が戻るわけではなく、まずは、レセプションクラス、Year 1、そして、今月9月からセカンダリースクールが始まるYear 6、つまり、Gabyさんの学年である。

学校が再開されるという発表があってから、至るところで、まだ時期尚早では?大丈夫か?など、いろんな議論があり、BBCでも連日いろんな関係者のインタビューなども報道されていた。

特に大変なのは、学校の先生方で、対応方法は基本的にそれぞれの学校に委ねられているので、責任が重くのしかかり、かなりのプレッシャーなのではないかと思う。

Year 6はまだ言えば分かる年齢だが、まだ小さい子どもたちは、Social Distancingと言っても、聞くわけがないし、学校で友達に会ったら、わーっと一緒に遊びだすに決まっている。

学校を再開するにあたり、Gabyの通う学校から、ここ最近、いろんな説明のレターが届くのだが、その中でも、それらの学年の子どもたちは、基本的にSocial Distanceは無理だし、あまりきつく言い過ぎると、逆に精神的ストレスを子どもたちに与えてしまう、と正直に書いてあったが、まぁ、ごもっともである。
(それもあってか、別の学校では、まずはYear 6だけ再開する模様)

尚、Gabyの学校の今回の対応は、こんな感じである。(学校によって異なるので、参考までに)

  • クラスを2つのグループに分けて、交代交代で隔週登校
  • 学校は月から木で、毎週金曜は、Deap clean(つまり大掃除)にあてるので学校は休み
  • Drop off時間とPick up時間は、時間差で実施
  • Drop off時は、基本、親は学校の門をくぐらない
  • 何か要件がある場合は、電話かメールで
  • 学校に入る時は正門から、出る時は、裏門から(すれ違わないように一方通行)
  • 学校が終わったら、校庭で遊ばず、速やかに帰宅すること

本当はもっと細かいルールがあるのだが(全部で9ページもあった)、まぁ、割としっかり対応してくれているなという印象である。

一応、学校に行かせるかどうかは自由で、たとえ行かせたくないといっても、今回に限っては何もペナルティはないとのこと。

Gabyに学校に行きたいかどうか聞いてみたら、「行きたい」とのこと。やはり小学校最後だし、仲の良い友だちに会いたいようだ。

あいにく、一番仲の良い友だち3人が全員別のグループになってしまい、しょんぼりしていたが、他にもよく遊んでいる友達が同じグループらしく、とりあえずはOKらしい。

ちなみに、朝の時間差登校でGabyのグループが割り当てられた時間が、いつもの登校時間より早く、そのために早起きしないといけないのが、若干辛いところではある*笑

Gabyのグループが始まるのは、再来週からなので、まだ1週間猶予はあるが、来週からは、早起きして準備しないとな、と言っている今日この頃。

実際に学校が始まったら、どんな様子だったか、またレポートしたいと思う。

当然、まだ不安はあるが、果たしてどうなることやら。。

と、考えても仕方ないので、天気もいいし、ビール持って、久々にピクニックでも行ってこよう、そうしよう。

Listening to “From Here To Now To You” by Jack Johnson

スポンサーリンク