ロックダウンが3週間延長、そして突然の悲報

先週、イギリスでは、ロックダウンが(少なくとも)3週間延長されることが発表された。

まだ山を超えたと言えず、何の解決策も見えていない現状を踏まえると、致し方ないことではあると思うが、この先どうなるのか、本当に分からない。

一部では、3週間後の5月から学校が始まるといった噂も流れているようだが、これは政府からそのような事実はない、と声明が出された。

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アメリカではロックダウンに対するデモが行われているようだが、このロックダウンを緩和するタイミングというのは本当に難しいと思う。

幸い、自分も相方も、自宅で仕事できる環境にあるので、他のそうでない人に比べると、ロックダウンの影響は今の所少なく、そういう意味では非常に恵まれているのだが、この先どうなるか分からない。

ただ、今の何も分かっていないに等しいこの状況で学校を再開するというのは、個人的には賛成できないので、それも含めた3週間のロックダウン延長というのは、まぁ、そうだよな、というシンプルな反応以外にない。

しかも、先週、Gabyの同級生のお母さんが、コロナで亡くなられたというニュースが舞い込んできたばかりで、むしろ今学校を再開するのはリスク以外の何者でもないというのが正直なところである。

尚、その亡くなられたお母さんは、自分は直接面識がないのだが、相方が以前会社を立ち上げるときに、たまたま出席したカウンシルのセミナーで同じだったらしく、それ以降、学校でも会った時は話す中になり、本人のキャラクターも元気で明るく、彼女が立ち上げたビジネスも順調にいっていたようで、その突然の悲報は、まさに青天の霹靂で、かなりショックを受けていた。

近しい周りの親たちによって、その家族をサポートするためのクラウドファンディングが立ち上げられ、それでこの事実を知ったのだが、残された父親、そして子どもたちの心境は察するに有り余る。

これは誰にでも起こり得ることだと頭では分かっていても、やはりこのようなことが身近で起きると、改めて自分たちは「死」と隣合わせの世界で生きているんだと実感せざるを得ない。

正直、こういうことを書くと暗い気持ちになるし、読んでても楽しくないので、このブログで書こうかどうか迷ったのだが、なんとなく書いておかないといけない気がしたので、書くことにした。

ただ、こういうことばかり考えていても、メンタル的に良くないので、結局、日々やることをやりつつ、リスクはなるべく回避しつつ、前を向いてしっかり生きていくしか他はない。

ビーチで、寝っ転がりながら、ビール飲んで、本を読み耽るような日が戻ってくるのはいつになるのか全く予想もつかないが、この状況が落ち着いても、恐らく全く同じ世界には戻らないだろうと思う。

ポストCovid-19。その時、人間、そして社会は進化しているのだろうか。そして、その時、自分はまだこの世界にいるのか、それとも別の世界にいるのだろうか。

なんか、こういうことを書いていたら、本を読みたくなってきた。どっちかというと小説的なものを。

Listening to In Between Dreams” by Jack Johnson

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