ビザについて

(注: この記事は2015年12月に旧ブログ「Dance Dance Dance – イギリス生活奮闘記 -」から移植した記事です)
今朝(6時頃)、マンションの上の階の住人の女性(面識は全くない)のヒステリックな叫び声で目が覚めた。

どうも、旦那、もしくは彼氏(?)に対して、キレまくっている模様。
「*%※#&$、聞いてんの?ねぇ!ねぇ!」

「%@*+#※、それで誤ってんの?ねぇ!ねぇ!」

何を叫んでいるのかよく分からないが、ほとんど同じセリフを延々と1時間以上繰り返し、叫んでいる・・・

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よくそんなに叫び続けれるなとあきれていると、女性の声のヒステリック度がどんどんエスカレートしていく。(男性の声は聞こえない)

相方と二人して、「やばいんじゃないの??」と気になって仕方がない。

「頼むから、警察沙汰は勘弁してくれよ」と祈るような気持ちで(恐る恐る)様子を伺っていたのだが、今度は女性が泣き叫び始めた。

実はこの状態、以前にもあった。

男性が何をしでかしたのか知らないが、頼むからこんな早朝に喧嘩(というか一方的にキレまくってるだけだが)はやめて欲しい。
今日は週に1日の有給消化Day

ゆっくり寝ようと思ったのに、この始末。最悪の朝だ。

というわけで、起きてマッサージ椅子に座りつつ、しばらく音楽を聴きながらぼーっとしていた。
昼過ぎから、留学の準備に取り掛かる。

そろそろ、ビザの準備しなあかんなぁと、英国大使館Webサイトの学生ビザのページをチェック。

ちなみに、日本国籍者は6ヶ月以内の短期滞在であれば観光ビザが発行されるため、入国査証は不要

自分の場合は1年とちょっと滞在する予定なので、必要。

現地(イギリス)でビザの延長をすることも可能だが、お金がかかる(10万くらい)のと、発行までにやたら時間がかかるという声が多く、日本で取得できるものなら取っておくべきである。
実は最初、ビザ入国査証(エントリークリアランス)を混同していた。

主な違いは、以下のようになる。

  • ビザ:
     イギリスへ到着後、空港で発行される。ビザ発行には日本の英国大使館で発行されたエントリークリアランスが必要。
  • 入国査証(エントリークリアランス):
     ビザを取得するために、日本の英国大使館であらかじめ取得しておく必要のある許可証。

これらは、渡航者の国籍や渡航目的によってビザとエントリークリアランスのどちらかが発行されるらしい。

英国政府外務省Webサイト(英語)のトップにある「DO I NEED A UK VISA?」をクリックして、“Purpose of visit”(渡英目的)“Country of nationality”(自分の国籍)“Current location”(出発地)を選択し、”Submit”をクリックすると、その場合の説明が出てくる。
今回の場合、学生ビザとなり、まず入国査証(エントリークリアランス)を取得しておく必要がある。

なので、正確には学生ビザ取得のためのエントリークリアランスの準備である。
と説明が長くなってしまったが、エントリークリアランスを取得するために必要なものは以下。
(詳細は英国大使館Webサイトの学生ビザ情報を参照のこと)

  • パスポート(旧パスポートも要)
  • 申請用紙VAF1(英国政府外務省Webサイトから直接ダウンロード可)
  • 証明用写真2枚
  • 英国内の教育機関(学校、大学等)からの入学許可書(と、そのコピー)
  • 滞在費用証明(最近6ヶ月分の記録のある預貯金の通帳、または金融機関発行の月次報告書。残高証明書は不可。)(と、そのコピー)
  • 申請手数料 85ポンド( 日本円現金にて )

まずは先日送られてきたロンドンの学校の入学許可証をチェック。

すると、コースの期間にインターンシップ期間が含まれていないことが発覚。

まずい、これではインターンシップ期間分も含めたビザが取れないのでは!?

もしかすると、まだCV Questionnaire(履歴書)等の必要書類(以前の日記「インターンシップ」参照)を提出していないからか?

徐々に焦りだす・・・
とりあえず、エージェントに質問しつつ、書類を書いていく。

しばらくすると、学校から修正版の許可証がメールで送られてきた。

ファイルを開いてみると、ちゃんと期間が修正されている。

「あっさり直してくれたな・・」と少々面食らいながら、書面を再度チェック。

すると、コース名が以下のようになっており、インターンシップの記述がないし、winter holidayに関する記述も含まれていないため、実際の期間と合っていないことが発覚。
(しかも、コース名が重複してておかしい気がする)

International School Year 30 lpw 24 weeks International School Year 30 lpw 24 weeks (inc. 2 weeks holiday)

こんなのでビザが取れなかったらシャレにならないので、念には念を入れ、すぐさま、以下のように直してもらえるように再度問い合わせした。(ついさっき)

International School Year 30 lpw 24 weeks and unpaid work placement 10 weeks (inc. 4 weeks holiday)

なんか、向こうの人、仕事適当にやってないっすかねぇ・・・


(移行にあたっての一言コメント)
ビザに関しては、適当にやってると痛い目に合うので、きっちりやっておいた方がいいと思う。
向こうはまぁ仕事でやってるんだけど、結局人事なので、何か合った時に痛い目に合うのはこちらだし、自分の身は自分で守るという精神で。
そして、これは海外で生活していく上で、最低限、当たり前のことだったりする。
でも、こういうのは、日本を出ないと気付かないかも。

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