今どきの若者が電話でスペルを説明する時に使う単語とは?
先週の木曜日に、こんなメールが届いた。
I noticed you have a very nice article mentioning the phonetic table and linking to a Wikipedia page on the NATO phonetic table.
ここで言っている「nice article」とは、以前書いたこの記事のことである。
電話でスペルを説明する時にどういう単語を使う?
で、このメールでは、最近の若者は、そもそもフォネティック・テーブルについてもあまり知らないらしく、電話とかでスペルを説明する時に、どうやって説明するかということが紹介されていた。。
じゃあ、どうやって説明するのか。
そのメールによると、Googleのサジェスト機能でトップに出てくるワードを使っているらしく、その名も、「Google Phonetic Table」というらしい。
例えば、「F for Foxtrot」、「G for Golf」、「A for Alpha」ではなく、「F for Facebook」、「G for Google」、「A for Amazon」という感じ。
なるほど、確かに、そっちの方が今どきだな。
ちなみに、そのメールで紹介されていた以下の記事に貼ってあった2015年版の「Google Phonetic Table」とNATOのフォネティック・テーブルを比べるとこうなる。
The Phonetic Alphabet according to Google – 2015
NATO Phonetic Table | Google Phonetic Table | |
A | Alpha | Amazon |
B | Bravo | Bnak of America |
C | Charlie | Craigslist |
D | Delta | Decathlon |
E | Echo | eBay |
F | Foxtrot | |
G | Golf | |
H | Hotel | Hotmail |
I | India | IKEA |
J | Juliet | jetBlue |
K | Kilo | Kayak |
L | Lima | Lowe’s |
M | Mike | Mapquest |
N | November | Netflix |
O | Oscar | Outlook |
P | Papa | |
Q | Quebec | Quizlet |
R | Romeo | |
S | Sierra | Southwest |
T | Tango | (Google)Translate |
U | Uniform | United States Postal Service |
V | Victor | Verizon Wireless |
W | Whiskey | Walmart |
X | X-ray | XBox |
Y | Yankee | YouTube |
Z | Zulu | Zara |
尚、上記はアメリカ、イギリス、ブラジル、スペイン、フランス、それぞれのGoogleの結果のうち、多かったものを選出しているようだが、バラバラだったものはアメリカのものが選ばれている模様。
確かに、たまに「ん?」というのも、チラホラある。
ちなみに、イギリスの場合、アメリカと違って、こんな感じになるらしい。
- B for BBC
- C for Currys(ヨドバシみたいな電器屋)
- D or Daily Mail
- J for John Lewis
- K for KFC
- L for Lloyds Bank
- N for Next
- P for Paypal
- Q for Quidco
- R for Rightmove
- S for Sky
- T for Tesco
- U for Ucas
- V for Very
- W for (BBC)Weather
まぁ、概ね納得。
こっちの方がしっくりくるわ*笑
最近も、Dellのサポートに電話した時は、自分の登録番号とかポストコード伝えるのに、NATOのフォネティック・テーブル使ったけど、今度、機会があったら、このGoogleフォネティック・テーブル試してみよう。
Listening to “Panda Bear Meets The Grim Reaper” by Panda Bear
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