お客さんとの会話

(注: この記事は2015年12月に旧ブログ「Dance Dance Dance – イギリス生活奮闘記 -」から移植した記事です)
今日も相方は飲み。

そして明日も飲み。(明日は自分も)

だんだん、ネタ化してきたな・・・

と、上と全く関係ないが、今、自分はお客さん先(以下、A社)に常駐して働いている。

自分の職種はいわゆるシステムエンジニア(SE)。

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今回はどちらかというと、A社の中に入りこんで、A社の立場から、A社の協力会社(自分の会社も含め)の人に指示したり、A社の要件をまとめたり、最終的には自社に案件を持ち帰るというミッションなので、今までやってきたような開発の仕事とは少し趣が異なる。

ようは自分で仕事を見つけてこないといけないのだが、今のところ、ヒマ過ぎず、忙し過ぎずのバランスを保ちつつ、仕事を見つけてはこなしており、健康的な生活を送っている。

自社だと、あれこれ割り込みが入りまくりなのに対して、こちらはそういうこともなく、集中できる。

適度に仕事を見つけてきさえすれば、毎日ほぼ定時くらいには帰れるし、まさに天国。
ちなみに、A社の人には、自社の営業が、「エース級のスーパーSEが行きます」と勝手なことを言ったらしく、お客さんの中には「スーパーSE」だの「先生」だのと呼ぶ人がいる・・・

それが、自分と同じ年、もしくは少し年下?のBさんという方である。

先日、その方とIP MessengerというIT業界の人にはおなじみの簡易メッセージ・ツールで、仕事の話をしていたのだが、途中からなぜか留学の話になった
そう、どうやら、お客さんにも既に自分が留学のため退職することが伝わっているらしい。

営業が先方に事情を話して、後任も既に決まったという話を聞いていたのだが、留学するということまで伝わっているとは・・・

その時の会話がなかなかおもしろかったので、IP Messengerのログを元に、会話をそのまま引用するという、少々実験的な試みをやってみる。
(原文ほぼそのまま)

(Bさん)
そうえいば、留学って何の留学なんですか?システムの??
聞いてもいいでしょうか。

(自分)
いえ、語学です。

(Bさん)
なんか楽しげですね(失礼でしたらごめんなさい。)。私も行きたいです。でも結構思い切りましたね。
終わったらどうするのですか?そのまま現地で働くんですか?

(自分)
いえ、全然OKです。楽しんでくるつもりですので。
最初は休職の予定だったんですが、会社が休職は認めてくれなくて、辞めることにしました。
その後のことはまだ未定で、向こうで働くことも考えてるのですが、話聞いてると厳しいみたいですし、ダメだったら、日本に戻ってきて、就職活動ですね。
そのときはよろしくお願いします*笑

(Bさん)
ますます羨ましくなってきました。私もまずは休職制度をチェックしてみます。
どこに行くのですか?米国?
まぁ優秀な技術者は職にあぶれることはないでしょう。
A社がfumirockさん予約します。来てくれればの話ですが。

(自分)
イギリスです。
ロンドンはかなり物価が高いらしいですが。。
ぜひ、若いうちに色々やっておいた方がよいと思いますよ。
年取ると、どんどんフットワークが鈍くなってきますので。(いろんな意味で)
会社の制度で、そういうのがあれば一番いいんですけどね。
日本に帰ってくるようであれば、Bさんに連絡しますよ。
まぁ、1年以上も先のことなので、どうなるか全く予想つきませんが・・

(Bさん)
興味ないかもしれませんが、休職規定ありました。
[休職規程のURL]
1年後でも本気で連絡ください。
もちろん私には人事権は全くありませんが、強力に推薦します。
でも語学もあるんだったら、IBMとかMicrosoftとかSUNとかで高給取りになれますよね~。
ロンドンですか。大して知り合いでもないですが、機会があったら遊びに行きたいです。
そういえばご家族はどうするんですか?

(自分)
休職規定見ました。(私が見てどうするんだという話もありますが)
「4. 私費研学その他のため本人より願出があり、会社がこれを承認した場合」
というのが当てはまりますね。
後は上司説得すれば行けるんじゃないんですか?
イギリス是非遊びにきてください。
大歓迎しますよ。
後でアドレス教えますね。
嫁も一緒に留学します。
向こうは休職ですが。

とまぁ、最後はこんな感じでアドレス交換して終わった。

いやいや、後から見てもぶっちゃけてるなぁと思う。

しまいには、お客さんに休職勧めてるし・・・

どうして、こんなぶっちゃけトークができるのか?

歳が近いということも当然あるが、実は3年程前にも、このA社に常駐してシステムの開発を行った経験があり、その時からの顔見知りなのである。

そういうわけもあり、仕事の面でもある程度ぶっちゃけて話すことができ、いい関係を築けているのかなと思う。

自分のキャリアを考えると、このA社での開発経験が今の自分を作ったと言っても過言ではない程、いい経験をさせてもらったし、半分はお客さんに育ててもらったとさえ思っている。

今回、再びA社と一緒に仕事することになったのだが、今の会社での最後の仕事がまたA社というのも何かの縁のような気がして感慨深い

このIT業界、本当に狭いし、人材の流動も激しい。

以前一緒に仕事をしていた人が、次に会った時は別の会社の人間だったりすることも決してめずらしくない。

そういう意味では、上のような話ができる人との縁をこれからも大事にしていきたいと思う。

Bさん、是非イギリスでお待ちしております!

本日の英語の勉強。
英語耳 発音ができるとリスニングができる

第2章 発音バイエル 子音編
・前回の復習(Lesson 01-02)
・Lesson 03-07(P.38-47)


(移行にあたっての一言コメント)
この記事自体、ぶっちゃけてるなぁ*笑
しかし、これも懐かしい。結局あれ以来連絡取っていないのだけど、Bさん、今頃どうしてるんだろうか。。
尚、本文中にもあるが、自分のキャリアはこの会社で作られたといっても過言ではないので、本当にお世話になったし、これまでのキャリアの中でも一番充実して楽しかった。
そういう意味で、自分は恵まれているなぁと思う。感謝。

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