今度は雨?夏の大混乱・日本への一時帰国レポート(アムス乗り継ぎ編 Day 1 後半)

今度は雨?夏の大混乱・日本への一時帰国レポート(アムス乗り継ぎ編 Day 1 前半)」からの続き。

16時半くらいから6時間ほど並び続けたのだが、22時過ぎ頃、追い打ちをかけるように、サービス・カウンターが23時過ぎにクローズするというアナウンスがされる。

つまり、これは、翌日飛べるという保証もなく、不安を抱えながら次の朝6時の再オープンを待つということである。

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そんな時のツイートがこちら。

これを聞いた他の客達が騒ぎ、猛抗議を始めるが、結局、この日、最終的による夜12時を回ったくらいでサービス・カウンターがクローズ。

しかし、残ったスタッフ達と納得のいかない客同士でかなり激しいやり取りが続く。
そんな時のツイートがこちら。

ここまで来ると、どうとでもなれという感じで、不思議と不安はなかった。

恐らく、同じような境遇の人が周りにたくさんいたというのが大きいのだと思う。

前にいたイタリア人のカップル?、がおもしろく、男性はどちらかというとやれやれという感じで、女の子がかなりブチ切れていたのだが、話すと普通の女の子で、こういう見ず知らずの人とのやり取りも、こんなトラブルならではの経験である。
日本人もたくさんいて、周りに割といたのだが、偶然、自分の周りにはご年配の方がたくさんいて、スタッフの説明をぽかーんと聞いていた。

恐らく何も分かってないんだろうなと思うと、さすがに助けないわけにはいかないなと、通訳して説明することにした。

こういう時、何がどうなっているのか分からないほど不安なことはない。

実際、話を聞いてみると、本当の簡単な英語も全く聞き取れていなかったようで、どちらかというと、はなから英語は分からないと諦めてスルーしていたような感じもする。

そして、一昔前の自分も確かそうだったと思う。。
で、話を戻すと、順番を保障する整理券を配れという要望に応えて、スタッフが配ったのはプライオリティ・カード。

これは要するにビジネスクラスとかと同じ扱いで、順番待ちを飛ばして優先的に列に入れるカードで、決して皆が期待した今ならんでいる順番を保障してくれるものではない。

しかも、並んでいる全員分のものがなく、途中で手を出したものからもらえるというぐちゃぐちゃな状態となり、結局並んでいる人の半分くらいはもらえず、そのままスタッフも逃げるように撤収。

こんな時、おもしろかったのが、日本人はちゃんと順番を待っていたのだが、周りのそれ以外の人達は我先にとプライオリティカードに飛びついていた。

こういう非常時にこそ、国民性が現れるのだが、それがいいのかと言われると分からない。

それで、結局プライオリティカードももらえず、順番も保障されていない状態でここを離れるわけにはいかないので、その場で寝ることにする。
(そして、この選択が正解だったことが翌日分かる)

プライオリティカードを入手した人の大半も、それで本当に保障されるかどうか半信半疑だったようで、そのまま残っていた。

人生初の空港での野宿である。
(学生時代、インドへの乗り継ぎでタイで半分野宿したような記憶もうっすらあるが)

今度は雨?夏の大混乱・日本への一時帰国レポート(アムス乗り継ぎ編 Day 2 深夜)」へ続く。

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