イギリスで車を買い替えた時にやること

このブログでも色々書いてきたが、車にガタがきたので、ここ数週間車を買い替えるべく動いてきたが、今日やっと車が見つかった。

先週、トヨタのディーラーに電話して聞いたところ、来週になったら1台入るという情報をキャッチし、きたら電話で教えてくれることになっていた。

が、相方と子供たち、そして相方弟が、来週月曜日に戻ってくるので、それでは間に合わない。

まぁ、キャブで仕方ないかなぁと思っていたのだが、What Car?のサイト経由で中古車を漁っていたところ、予算に見合いそうな車を一台発見。

で、今日朝電話して、まだその車があるか確認してみたところ、「ある」とのこと。
しかもクレジットカード払いOK。

場所は、White Cityあたりで、ウィンブルドンからだと、テムズ川を渡らないといけないし、若干距離があるので、ガタがきている車で行くには気が引けた。

また、Webであっても、行ったらもう売れちゃいました、なんてこともしょっちゅうなので、迷ったが、とりあえずダメもとでいくことに。。

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行ってみると、それほど広くないスペースに所狭しと車がぎゅうぎゅうに押し込まれている。

実際に車を見せてもらったが、2010年と比較的新しく、マイレージも21000マイル程度と良好。

若干パーツがかけている部分があったが、まぁ支障ないだろうということで、即決。

念のためテストドライブを申し入れたが、1週間以内であれば返品可能だということもあり、自分的にもさっさと話を進めたかったので、とりあえず手続きを進めることに。

ここで問題になるのが、今保有している車。

こちらでは、「Part Exchange」というのだが、ようは車引取りサービスで、聞くと、やっているとのこと。
(ちなみに、ローンで支払うことを「Finance」というが、車を買うときはマストの用語なので、合わせて覚えておきたい。)

普通なら、査定して、評価額に納得すればその金額と引き換えに、その車を引き取ってくれる。

ただ、自分が持っているのが、プジョーのかなり古い車で、状態もよくないため、オークションで売り飛ばす以外にないらしく、100ポンド程度だろうということだった。

事前に、What Car?でオンライン査定しておいた額はもっと高かったのだが、状態からして、まぁ金になればいいやくらいだったし、後始末やってくれるなら、まぁいいやということで、承諾。

なにせ、その日に新しい車を持って帰りたかったし、一度に2台は持てないので、仕方がない。

で、精算を済ませ、後は乗って帰るために、1週間無料で入れる簡易的な自動車保険に、その場で電話で申し込む。

色々根掘り葉掘り聞かれて面倒だったが、本人に保険加入の資格があるかのクレジットチェックが必要なため仕方がない。

それも終わり、ついに開放。所要時間2時間程度。

そんなこんなでなんとか新しい車をゲット。

前の車がエンジン音もうるさく、アクセル踏んでも、一呼吸置かないとぐっとスピードに乗れない感じだったので、それに比べると、かなり軽快で、踏むとぐっと推進するので、感動してしまった。

前の車の調子で踏むと危ないなと気をつけつつ、なんとか家まで帰ってきた。

残りはペーパーワーク。

実際にやらないといけないことは、ざっとこんな感じ。

      1. 前の車を売ったことをDVLA(Driver Vehicle Licensing Agency)に届け出る
      2. 新しい車のオーナー申請をDVLAに届け出る
      3. 前の車の自動車保険を新しい車に変更する
      4. 新しい車のTaxを払う

1,2は車を買うともらえるRegistration Certificateの該当箇所に記入してDVLAに提出する必要がある。

1は古い車の方のRegistration CertificateのV5C/3という、車を売ったときの申請フォームの部分が必要となる。(ぴりぴりと手で切れるようになっている)
なので、古い車を売った時に、そのRegistration Certificateを丸ごと渡すのではなく、V5C/3に売った先の中古車屋もしくはディーラーにサインをもらい、前オーナー(つまり自分)が保有しておかなければならない。
(あやうく、丸ごと渡してしまうところだった)

2の方は新しい車のRegistration Certificateで、この時点では前オーナーの情報が書いてあるので、「New keeper」のところに、自分の情報を記入して、DVLAに提出すると、自分がオーナーとして登録された新しいRegistration Certificateが後で郵送されてくる。

これで、車の登録手続きは終わり。

幸い、DVLAがウィンブルドンの駅前にあるので、月曜日(平日しかやってない)にでもいってこようと思う。

3は、今テスコの自動車保険使っているので、電話でやる。
尚、こちらでは、「No Claims Bonus」というのがあって、保険加入後、保険の申請(クレーム)をしない期間が長ければ長いほど、保険の金額がディスカウントされる。
(日本でもあるかもしれないけど)

今、ちょうど4年間で、一度もクレームしてないので、そろそろ安くなるはず。
ちょうどいいので、今回それも合わせて聞いてみようと思う。

4、いわゆるRoad Taxというやつで、1年に一度車の車種によって税金の額が変わる。(エコなハイブリッド車などは税金が安く設定されてる)
普通は、前の所有者が払っているので、期限が車で払わなくていいのだが、前所有者が、どうも障害者だったらしく、その場合税金が免除されるみたいで、今回払う必要があるとのこと。まぁ仕方ない。

Road Taxの支払いは近くの郵便局でもできるが、DVLAでもできるので、1,2とまとめてやる。
(本当は車乗る前にやんないといけないと思うのだが)

ただ、Taxを払う際に、MOT(車検)の期限が切れていないか、保険に入っているか、を証明しないといけないので、3が完了しておく必要がある。
なので、順番的に、3が終わってないとダメなのだが、果たして、1,2が終わってないのに、3ができるかが問題。

明日トライしてみよう。

(2013.08.04追記)
テスコの自動車保険のカスタマーサポートに電話したら、車の登録前でも、ポリシー変更受け付けてくれた。
ちょうど今の契約が7日に切れるのだけど、Taxの支払い時に、最低30日以上残り期間がないとダメらしく、今の契約分と7日からの新しい契約分両方の内容を新しい車に変更して、更新してもらった。
(これ教えてもらわなかったら分からなかった。テスコのカスタマーサポートの人に感謝!!)
紙のドキュメントは明日に間に合わないので、Eメールでも送ってもらって、明日はそれを印刷して持っていこうと思う。

(2013.08.05追記)
無事、DVLAにて、1、2、4完了。保険も印刷したやつ軽くみて(Registration No.が合ってるかチェックしてたっぽい)、トータル5分くらいで終わった*笑

とりあえず、それが終われば、後は乗るだけ。

なんとかギリギリ間に合ったかな。(上の問題がクリアできればの話だけど)

そして、色々と疲れた。

おつかれ自分。

ちなみに、どうでもいいが、車買って家に戻ってきて、色々車をチェックしている時に、例のオートマとマニュアルを間違えやがったフォードのディーラー担当者(過去記事参照)から、「Verso見つかったよ!」との電話があった。

おせーよ!!

Listening to “Unreasonable Behaviour” by Laurent Garnier
B00004Z40C

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