英会話メンバーと最後の別れ、そして最後のレッスンは下ネタ。。
(注: この記事は2016年2月に旧ブログ「Dance Dance Dance – イギリス生活奮闘記 -」から移植した記事です)
今日で仕事納め。
しかし、なんやかんやイベントが重なって、大変な一日だった。
午前中:お客さん先で最後の仕事・引継ぎ
午後:総務との面接・事務手続き(これは別途)、挨拶メール
定時後:同期飲み→英会話飲み→同期飲み
というわけで、もうフラフラ。
今日一番印象に残ってるのは、英会話飲み。
昨年暮れから3月まで、会社の「ビジネス英会話ファーストステップ」という初級編の英会話(無料)を週1で受講していたのだが、そのメンバーで先生も含めて飲もうということになり、今日がその日だった。
先生はほとんど日本語がしゃべれないので、当然会話は全て英語。
これもいい練習である。
で、最初に決まって聞かれるのが、「What’s new ?」である。
英会話の受講中は、毎週聞かれるので、ネタがなくて困ってしまうのだが、今日は「会社を辞めてイギリスへ留学」という大ネタがある。
まずは、「I have big news.」とネタ振り。
当然、皆「なんだ?なんだ?」と食いついてくる。
つかみはOKである。
だいたいの反応は、結婚か?子供か?ということになる。
ノンノンノン。
まずは「会社を辞める」と言ってみる。
これでかなりのサプライズなのだが、さらに「イギリスへ留学する」と追い討ちをかける。
これでもうレスポンスはかなりのものである。
先生は、日系のアメリカ人なので、もうそれはオーバーリアクションである。
まぁ、このネタに限っては、日本人でもオーバーリアクションになるのであるが、その後の反応が違う。
「Congratulations!」
これである。
今まで、幾度となく同じことを言ってきたが、こういう反応が返ってきたのは、初めてで、すごく新鮮であり、うれしくもあった。
他の受講メンバー(当然日本人)も、みんな驚いていたが、「本当におめでとう」と言ってくれた。
このメンバー最高だ。
受講中は仕事の合間を縫って、この授業に出ていたのだが、今日しんどいなぁとか気が進まないなぁと思っている時でも、授業の後はなぜか晴れ晴れしい、すごくさわやかな気持ちで部屋を出ていったのを覚えている。
なんというか、先生がとにかく前だけを向かせてくれて、場の空気がとことんリラックスしているのだ。
どんなにしょぼい英語をしゃべっても、決して否定することはない。なので、気持ち良く部屋を出ていける。
一緒に受講したメンバーも気さくな人ばかりで、毎週楽しく時間を過ごすことができ、最高だなぁと思えた。
ここには、一人として後ろ向きな人間などいない。
もう、その「おめでとう」という言葉だけで、どれだけ勇気付けられたことか。。(これでも実は結構不安なのである)
その後、色々と質問攻めにあう。
「なぜイギリスか?」という質問には、「I love British rock.」と答えておいた。
しかし、時間が経つにつれ、酒が入ってくると(先生は紹興酒をガバガバ飲まされていた)、男性ばかりということもあり、徐々に下ネタ系に話がいく。
でも、これがまたおもろい!
先生を筆頭にみんなのトップシークレットな武勇伝?が炸裂。
具体的な話は、とてもここでは書けないような内容ばかりなので割愛するが、よくもまぁ皆こんなネタを持ってるなと感心。
自分が一番若かったせいもあるかもしれないが、もっと色々ネタを作らねば!と反省した。
(そんなもん反省せんでよろしいという声もあるが)
しかし、バックグラウンドが違う人間同士でも、下ネタだとめちゃくちゃ盛り上がる。
これは身を持って体験した。
本当に頭痛がするくらい、笑い転げた。
こんなに笑ったのはいつぶりだろうか?
当然イギリスでも、これは使えるはずだ。
皆のネタはありがたく使わせてもらうことにする。
十分に食事、酒、ネタを堪能して店を出て、最後に店の前で記念撮影。
先生はかなり酔っ払っており、もしこれがテレビなら、「ピー」となるような言葉を大声で叫びまくっている。
足元もふらついており、時折ダッシュをかます。
酔払い日本代表と言っても過言ではない。
自分がもし、他人だったら、絶対近づきたくない人No.1である。
しかし、これだけ酔っ払ってくれたというのは、それだけ楽しんでくれたということでもあり、生徒としてはうれしい限りである。
普段は絶対こんなはじけた姿見る機会はないだろうし。
最後は、酔っ払いつつも真顔で、握手、ハグでお別れ。
ずっと握手をしながら、色々激励の言葉をもらった。
こういう熱いところはアメリカ人特有の性質だと勝手に思っているのだが、きらいではない。
むしろ、自分も同じタイプかもしれない。
先生が飲んでる時から、しきりに言っていたのは、ネットワーク(ようするに人付き合い)を大切にしろ!ということである。
くどいぐらいに言われたが、これは最近自分でもよく思っていることでもある。
昔はこの辺りをおろそかにしていた部分があって、今考えるともっと大切にしておけばよかったと思うことが多々ある。
なので、今はできるだけ意識的にここを大事にしていこうと思っている。
このことは肝に銘じておこうと思う。
タイトルの割に、内容は堅くなってしまったが、このことを忘れないためにも、ここに記しておく。
(追記:オリジナルのタイトルは「下ネタは万国共通?」だったのだが、移行時にタイトル変更しました)
最後にこの機会を用意してくれたJim(注・日本人)、忙しいのに予定を合わせてくれた先生、最高の空気を作ってくれたメンバーに感謝したい。
機会があれば、是非また飲みたい。
本当にありがとう。
てか、先生無事に帰れたんだろうか・・・
本日の英語の勉強。
当然なし。
(移行にあたっての一言コメント)
「ネットワーク(ようするに人付き合い)を大切にしろ!」
こんなこと言われてたんだなぁ。いや、今ちょうどそういうの大事だなぁと思ってた時期だったので、改めて刺さった。
結局、このメンバーともこれっきりだもんな。今だったらFacebookとかで気軽につながってたんだろうけど、当時(2006年)はそんなものなかったし。
とりあえず、短い間だったけど、いい思い出。皆元気にしてるかな。
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