本場イギリスのハロウィンでトリック・オア・トリートに初挑戦!
今日で10月も終わり。
そして、10月31日といえば、そう、ハロウィンである。
ハロウィンと言えば、アメリカの国民的行事としてのイメージがあるが、もともとはイギリスやアイルランドなどアングロ・サクソン系諸国で祝われる宗教的な行事である。
(by Wikipedia)
日本でも最近はイベント化しているようだが、大人たちが仮装して騒ぐというパーティ的な要素が強いのではないかと思う。
こちらでは、子供達が仮装して、近所の家を1軒ずつ訪ねて、トリック・オア・トリート(Trick or treat、お菓子をくれないと悪戯しちゃうよ)と言って、お菓子を集めて回るというのが習慣で、割と地味な感じではある。
(もちろん、仮装して飲んで暴れてる若いやつらも大勢いるが)
ただし、子供達にしてみれば、夜暗くなってから、親公認で友達と騒げるめったにないチャンスということもあり、一大イベントである。
去年はうちの相方が子供達を連れて、Gabyの友達と回ったらしいが、今年はなぜか自分がGabyと二人で回ることになった。。。
(つまり、「初挑戦」というのは、自分的に、という意味*笑)
今年は、秋頃、結構な頻度で車で20分くらいのところにあるファームに足を運んだのだが、今月初旬にGabyの友達ファミリーと一緒に行った際に、ハロウィンに使われるパンプキンをゲットした。
予定では一緒に、中身をくり抜いて、中にろうそくをいれて飾るジャック・オー・ランタンを作ることになっていたのだが、あいにく下のRayが調子悪く、仕方なく今日家で作ることにしたらしい。
一緒に作る予定だった友達からジャック・オー・ランタン作成キットを貸してもらったらしいが、それがこんな感じのやつ。
自分は仕事で家にいなかったので、実際にやったわけではないが、これがまた優れものらしい。
使い方は至ってシンプルで、写真真ん中の釘みたいなので、一刺しし、そこから左ののこぎりみたいなので、ざくざくと切って穴をあける。
そして、右のスコップみたいなので、中身をくり抜いていく。
これだけの大きさだとくり抜くだけでも大変かと思いきや、中身は結構スカスカで、ほとんど種だけらしい。
(ちなみに、この種、塩とオリーブオイルでオーブンで焼いたら、かなりいいつまみになった)
そして、できあがったのが、冒頭に載せた写真である。
大小3つ、初めてにしてはなかなかの出来ではないかと思う。
(GabyやRayが「これ、ママと作った」と誇らしげに自慢していた)
今回、Rayが調子悪く、家でおとなしくしている予定だったのだが、近所をわいわい言いながら回っている子供達を眺めながら、行きたくてうずうずしてきて、相方に「パパに早く帰ってくるように電話して」とせがんでいたらしい。
かわいいやつらだ。
仕事から戻ってきたら、Gabyがお気に入りのプリンセス(ラプンツェル)のドレスを着て、玄関でスタンバイしていた。
行く気満々である。
仕方ないので、まだ調子が悪く、先に寝てしまったRayを残し、Gabyと二人、トリック・オア・トリートしに近所を回ることに。
トリック・オア・トリートで家を回る際に、気をつけるのは、どの家に行くかということである。
基本的に、ウェルカムな家の玄関には、上のジャック・オー・ランタンが飾られている。
(うちの近所では、飾っている家の割合は、1割にも満たないくらいだったけど)
なので、それがない家には決して行かないこと。
そして、親は門の外で待ち、子供だけが門の中に入ってドアをノックして、中の人が準備しているお菓子を一つだけもらう。
最後に「Happy Halloween」などというと、Goodである。
下は、そのうちの一軒。なかなかイギリス的な玄関で、趣がある。
今回結構家を回ったのだが、ゲットした戦利品はこんな感じ。
家によって、手抜きしているところと、それなりのお菓子を準備しているのだが、基本的に皆適当に安物のお菓子をスーパーで買ってきて配るので、まぁ、こんなものである。
サービス精神旺盛なGabyは、終いに自分もお菓子あげたいと言い出したのだが、うちはマンションの3階なので、わざわざそんなところまで来る人なんていない。
ただ、そう説明しても、「じゃあ、そこら辺で配ればいいでしょ」と。
いやぁ、そうなんだけどねぇ。。
一応、「それ、ただ道端でお菓子配ってる人で、変でしょ。。」と言ってみるが、通じない*笑
なんとか、来年は友達の家で、一緒にお出迎えしようということで事なきを得たが、やれやれである。
・・と言いつつ、確かに子供にとっては、こういうイベントはわくわくするよなぁと。
分かるよ、Gaby。
そのうち、お出迎えできるような家に引っ越すから、ちょいと待っておくれ。
Listening to “Reflektor” by Arcade Fire
コメントはまだありません。