Green Man Festival 2015 レポート – 音楽編その2
「Green Man Festival 2015 レポート – 音楽編その1」の続き。
思いがけず長くなってしまった Green Man 2015 レポもこれで最後。
土曜日と日曜日。
土曜日は、まずFar OutのYAKから始まった。全然ノーマークだったのだが、前日に、友達に教えてもらい、特にその時間帯予定がなかったので、ここから開始することに。
3ピースのインディーズバンドだったのだが、音は割りと好みで良かった。こういう出会いもフェスの醍醐味。
ちなみにこんな感じね。
その後、メインのMarika Hackman、The Leisure Societyあたりを観に行こうと思っていたのだが、晴れていい感じ(暑すぎるくらいだったけど)だったので、結局Far Outに留まり、後方でHooton Tennis Clubを軽く聴きつつダラダラ飲んで、シャワーを浴びるために一旦テントへ引き返す。
その後、子供たちの寝る支度も済ませ、19時からのシークレット・ゲストを観に、再びFar Outへ。
ゲストが誰なのか全く知らなかったのだが、ばったり出くわした(つか、会場が狭いので割とよく会う)友達に情報を聞き出し、TOYということが判明。
ただ、なぜか女性ヴォーカルが出てきて、ん、TOYってこんなんだっけ?と思っていたのだが、今調べたら、その女性はどうやらBat for LashesのNatasha Khanだった模様。
どうも、彼女とTOYがコラボして、Sexwitchという名義で今度アルバムを出すらしく、今回のGreen Manがそのデビュー戦だったようだ。
ちなみにステージの方は、後方にずっと座っていたので、ちゃんと観てないんだけど、動きがなんとなくFlorence and the machine的な印象を受けた。
個人的には、Bat for Lashes、単独の方が良かったかな。
で、その後、今回初のWalled Gardenステージへ。
去年まで、このステージかなり小さいおまけみたいな感じだったのだが、今年から割りとちゃんとしたステージに変身していて、第3のステージ的なポジションを確固たるものにしていた。
ここで、まったり飲みながら、This is the Kit、The Wave Picturesを観る。
そして、そのままPatrick Watsonまでそこに残るか、Super Furry Animalsを観にメインへ移動するか若干迷ったが、やはり地元だし、まだ彼らのライブは観たことなかったので、重い腰を上げてメインへ。
しかし、さすがは地元。メイン、こんなに混んだことなくね?というくらい、人がたくさん。
おかげで、ステージ後方の丘から先に近づけず、子供たちが寝てるトレーラーを押して下るのは不可能と判断し、仕方なく丘の上で観ることに。
ただ、この時点でかなり酒を飲み過ぎており*笑、あと途中で結構な雨が降ってきたこともあり、結局途中でテントに退散することになってしまった。
木曜のLeftfieldに引き続き、かなり消化不良で残念だった。
日曜日は、午前中、雷雨でかなり雨が降っていて、おいおい最終日このままだと辛いなぁと思いつつテントでダラダラしていたのだが、午後から天気になり、出動。
といっても、まず子供たちをキッズエリアで遊ばせ満足させてから行ったので、結局メインのThe Antlersからスタート。
前日夜と当日午前中の大雨でさすがにメインステージからは芝生が消えて、Muddyな感じになっていたので、若干いつもより後方に陣取り、まったりの観る。
The Stavesを少し観たところで、相方と子供たちと一旦分かれ、友達と共に、今回一番観たかったバンドの1つであるPublic Service BroadcastingのためにFar Outへ移動。
で、結論から言うと、期待通りの出来で、大満足。
音がカッコイイのは事前予習で分かっていたが、ライブの方も、メンバーも一人増えていて、最後の方にトランペット隊なども登場したり、アゲアゲとかなり楽しめた。
インストと古いTVなどから引っ張ってきたナレーションをMixさせたような音なのだが、この人達自身、ライブ中、一言も喋らず、MCは全てコンピュータに喋らすという徹底ぶり。
・・と言ってもよく伝わらないと思うので、手っ取り早く動画を貼っておく。
(Green Manの映像はあるにはあったが質が良くなかったので、別の映像で)
あと、こっちはオリジナルの2人によるスタジオ演奏。
0:22 London Can Take It
4:12 Signal 30
16:52 Spitfire
21:47 Everest
そして、その後、飯を買って、一旦メインステージへ相方たちの様子を見に戻り、Father John Mistyも若干観たかったが、結局Courtney Barnettを観にまたFar Outへリターン。
着いた時はまだ始まっていなかったのだが、既にかなりの人がいて、彼女の人気の高さを伺わせた。
ステージの方も期待通りで、時折寝転がってギターを弾くなどのパフォーマンスもあり、ロックなステージでシビレた。
観といて良かった。
そして、Green Man最後の締めは、Goatも若干観たかったが、一応、メインのSt. Vincent。
こちらはメインらしく、派手なステージ。なんというか、これがSt. Vincentかぁという感じ(感想になってない)。
ちなみに、キーボード兼ベースの人は日本人らしい。
どうでもいいが、事前予習している時に、朝のBBC Breakfastに出演している映像を発見したのだが、司会者のBill Turnbullが、トンチンカンな質問して、St. Vincentが若干答えに困っていて笑ってしまった。
んなわけで、今回のGreen Man、個人的には日曜日のPublic Service BroadcastingからCourtney Barnettがベストだった。
なんとなく、毎年いいなと思うのはFar Outステージなことが多いが、結局純粋に音楽を味あうという意味では、オープン・エアなステージより、Far Outのようなテント・ステージの方がいいのかもしれない。
(まぁ、子供置いて、1人で純粋に音楽浸れるというのが大きいのかもしれないけど)
と、こんなこと書いてたら、ギグ行きたくなってきた。
11月のPublic Service Broadcasting @O2 Academy Brixton、行こうかな。。
このアルバム、マジで超強力プッシュです(レコード店風)。
Listening to “THE RACE FOR SPACE” by PUBLIC SERVICE BROADCASTING