ランチ行くのにわざわざバスで90秒間児童を送迎する件について

本日のMETRO(第118回)。

Pupils take 90-second minibus to eat their lunch

(ペーパーのタイトルは「Pupils take 90-second bus to lunch」)

今日はイギリスのとある小学校で、食堂へ行くために、シャトルバスで移動しているという話。

それで、なぜこれが記事になっているかというと、そのバスに乗っている時間がわずか90秒なのである。

常識的に考えるとおかしいのだが、じゃあ、いったいなぜわざわざそんな距離でバスに乗るか。
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リモコンを英語でなんと言うか知ってますか?

本日のMETRO(第117回)。

Changing channels? Then pass me the oojahmaflip, the thingymummy, you know, Trevor…

(ペーパーのタイトルは「Hand over the oojimeflip, the do-dar… Trevor」)

今日はかなりくだらない話*笑

TVのリモートコントローラーのことを何と呼ぶか。

日本では、「リモコン」以外に思いつかない。

では、イギリスでは何て呼ばれているか?

下の答えを見る前に、ちょっと考えて欲しい。
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来年秋から学校給食が一部で無償支給されるらしい

本日のMETRO(第116回)。

Every child at infant school to be given free lunches

(ペーパーのタイトルは「£600m plan to give 1.9m infants free school meals」)

今日は学校給食の話。

上の子Gabyもこの秋から晴れてレセプション(プライマリースクールの前の準備クラス)に入学し、今のところ楽しくやっており、上々のスタートをきっているようだ。

今までは午前中だけだったので、ランチは家に帰ってからだったのだが、レセプションは午後3時までなので、昼食は学校でとることになる。

一応、ランチは、弁当か給食(有償)を選択できるのだが、正直どんなものが出るか分からないので、今のところお弁当を持たせている。

それで今日の記事によると、その学校給食が、レセプション、そしてYear 1と2(小学校1,2年みたいなもん)の児童を対象に来年9月から無償で支給されるらしい。
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現代の勤務体系に合った新しいタイプの定期券が来年導入予定らしい

本日のMETRO(第115回)。

Part-time season tickets to be introduced next year

(ペーパーのタイトルは「Part-time season tickets to be introduced next year」)

今日は電車の定期券の話。

サービスの質は一向に上がらないのに電車賃のみがひたすら上昇し、非難轟々なことはこのブログでも何度か扱ってきた。

特に遠距離通勤の人は、定期券(Season ticket)の額がハンパでない。

郊外に住めば家は安くなるが、その分この定期代が高くつくので、このトレードオフの中でどこに住むかを選択する必要がある。

そんな中、新たなタイプの定期券が導入されようとしている。

それが、パート・タイム・定期券Part-time season tickets)である。
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イギリス一の大家族17人目の子供を授かる

本日のMETRO(第114回)。

Baby No.17 on the way for Sue the supermum

(ペーパーのタイトルは「Baby No.17 on the way for Sue the supermum」)

今日はほのぼのした話。

イギリスで一番の大家族に17番目の子供が来年4月に生まれる予定らしい。

しかも、この母親Sue、まだ37歳らしい。

自分ももうすぐ(今月)誕生日なのだが、同い年ですやん。。

それなのに、なんで17人も??
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ハリーポッターの中で使われた教科書が映画としてスピンオフされる模様

1日遅れてしまったけど、本日のMETRO(第113回)。

JK Rowling to pen screenplay for new film series based on Harry Potter’s textbook Fantastic Beasts and Where to Find Them

(ペーパーのタイトルは「JK turning Hogwarts textbook into a film」)

今日は映画関連の話。

ハリー・ポッターの作者、J・K・ローリングが映画のシナリオ・ライターとしてデビューするらしい。

そして、その映画が、なんと「ハリー・ポッターと賢者の石」(Harry Potter and the Philosopher’s Stone)の中で、ホグワーツ魔法魔術学校で使われる教科書として登場した「幻の動物とその生息地」(Fantastic Beasts and Where to Find Them)が題材になっているということだ。

いわゆる、スピンオフ企画である。

既に完結してしまったハリー・ポッターの続編や過去の話ではないものの、ハリポタ・ファンとしてははたまらないだろう。
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失業率は下がったようだが、果たしてイギリスの景気は回復しているのか?

本日のMETRO(第112回)。

UK unemployment rate drops to 7.7% but part time working rises

(ペーパーのタイトルは「Jobless total drops but 7% target rate is long way off」)

今日はちょっと真面目にイギリスの失業率、そして経済の話。

今年5月から7月にかけて、失業率が7.7%(数にして249万人)に下がったらしい。

ただ、16歳から24歳の若者だけ見てみると、逆に9千人増加し、合計で96万人とかなり多くなっている。

以前の記事「ジェイミー・オリバーが今度はイギリスの軟弱な若者をばっさり切り捨てる」で、ジェイミーがイギリスの若者の根性が足りないと言っていたと書いたが、果たしてそれだけなのか。

まぁ、実際やる気があるように感じられない人が多いように見えるので、それもあるんだろうけど、実際それだけでは片付けられないだろう。
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イギリスから紙幣が消える日

本日のMETRO(第111回)。

Plastic banknotes could be ready for 2016 says Bank of England

(ペーパーのタイトルは「Goodbye paper, hello plastic for new banknotes」)

今日はお金の話。

といっても、経済とか、資産運用とかの話ではなく、純粋に物理的な「お金」、もっと言うと「紙幣」について。

つまり、これですよ、これ。
B000003TA4

で、何かと言うと、イングランド銀行(Bank of England)が、3年以内に、5ポンド紙幣と10ポンド紙幣を廃止し、ポリマー(合成樹脂の特殊フィルム)を素材にした新たな紙幣の導入を検討していると発表したらしい。
(20ポンドと50ポンド札はまだ計画にない?まぁ、50ポンド札とか日常生活でほとんど見ないけど)

どうでもいいが、5ポンド紙幣(または5ドル紙幣)のことを英語で「fiver」、10ポンド紙幣(または10ドル紙幣)を「tenner」と言うらしい。知らんかった。
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イギリスの市販離乳食と手料理の栄養分を比較した結果

本日のMETRO(第110回)。

Shop-bought baby food is ‘inferior to home-made’

(ペーパーのタイトルは「Home-made ‘is best when it comes to feeding baby’」)

昨日、BMJ(British Medical Journal)というイギリス医師会雑誌において、イギリスで市販されている離乳食(weaning foods)の栄養価についての論文が発表された。

具体的には、BMJの中のArchives Of Disease In Childhoodで発表された「Nutritional content of infant commercial weaning foods in the UK」という論文である。
(一応サイト行けば、概要は読めるが、全部読むには会員登録が必要なようだ)

そして、この調査結果が、ただ今絶賛ベイビーブーム中のイギリスにおいては気になる内容となっている。
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芸術はゴミである

本日のMETRO(第109回)。

My art is a pile of rubbish: Spanish artist paints refuse he forages from the streets to create unusual works

(ペーパーのタイトルは「My art is a pile of rubbish」)

今日は珍しく芸術の話。

と言っても、美術館にあるような芸術品ではなく、ストリート・アートの方。

ストリート・アートと言えば、バンクシー(Banksy)が有名だが(まだ一度も観たことないけど)、この夏、ロンドン東部のブリックレーン(Brick Lane、インディアン・レストランがたくさんある)に新たな形のストリート・アートが登場した模様。
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