カテゴリー : 法律・制度

Facebookを使ってスピード違反から逃れようとするとこうなるらしい

新年あけましておめでとうございます。

今年からは、(暫定的に)こちらのサイトでMetro関連続けていこうと思うので、本家共々、よろしくお願いします。

というわけで、新年一発目の本日のMETRO(第28回)。

Facecrook: Driver jailed after internet appeal for volunteer to take penalty points
(ペーパーのタイトルは「Facecrook」。Face”book”じゃなくて、Face”crook”。”crook“には詐欺師とかそういう意味があるらしい)

タイトルそのままなのだが、スピード違反で捕まった人が、免停を逃れるために、Facebookで身代わり大募集して、(たったの)250ポンドで取引成立したらしいのだが、結局二人とも逮捕されてしまったという痛いお話。しかも、その身代わり君、運転免許すら持ってなかったとのこと。おいおい。。

イギリスでスピード違反で捕まった場合(カメラの場合)、Notice of Intended Prosecutionというレターが、その車が登録されている住所に届く。
ただ、そのレターには、その時撮られた写真は添付されていない。
(駐車場で制限時間オーバーした時は、InとOutの写真が(いつの間にか)ばっちり撮られていて、それが送られてきてびびった経験がある。)

ちなみに、やけに具体的で、詳しいのは、自分もその経験があるからだ*笑

(回想モードに突入)あれは忘れもしない、レディング・フェスティバルReading Festival)の帰り、、
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飲酒運転で捕まったら一生運転できなくなるかも?

本日のMETRO(第16回)。

Drink-drivers may face a lifetime ban under new government proposals
(ペーパーのタイトルは「Drink-drivers may face a lifetime ban」)

別にまだ決まったわけではないのだが、政府の規制強化の一環として、飲酒(もしくはドラッグ)運転で捕まった場合に一生免許取り消しにすることが検討されているらしい。

さすがに一発レッドカードということにはならないだろうが、例えば2回目に飲酒で捕まったら・・・という可能性はある。

また、今回検討されている変更には血液検査や尿検査の廃止も含まれているという。

これらの検査は、道路脇で、「はぁー」と息を吐いてチェックする方法が確実ではないので、きちんとチェックするために導入されたらしいが、そもそも、それをやる頃には、酔いもさめて、規定値を下回ってるなんてこともあり得るため、今回の変更の背景には、その抜け道を防ぐという目的もあるようだ。

ちなみにこっちの規定値はどのぐらいなのだろうか。
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ジェントルマン養成学校

昨日あまりにも仕事から帰ってくるのが遅くなったので一日遅れで、本日(更新日一日戻して当日に見せかけ)のMETRO(第12回)。

Eton and Harrow to offer free places to up 2,000 disadvantaged children
(ペーパーのタイトルは「A place at Eton for the poor」)

恵まれない子供達がイートンハーロウなどの有名私立学校(イングランドとウェールズでは私立学校のことをPublic schoolと呼ぶが、スコットランド・北アイルランドでは公立学校を指すらしい。アメリカでも公立学校を指す。ややこしい。)へ通うための奨学金をチャリティ基金が支給するという記事。
2023年までに最大2000人へ支給されるようにしていきたいとのこと。

イギリスでイートンハーロウといえば、超名門校(ちなみにどちらも全寮制の男子校。つまり学業はもちろん、普段の生活を通じて品格をも鍛え上げる将来のジェントルマン養成学校というわけである)で、だいたい皆ここを出て、オックスフォード(文系)やケンブリッジ(理系)へ進学するという、うはうはエリートコースを辿る。
ただ、学費が年間3万ポンド(今のレートでだいたい400万円弱)と金持ちしか行けない感じになっている。(無理)
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宇宙人とBBCガイドライン

本日のMETRO(第8回)。昨日に引き続き、イギリスのテレビ・ネタ。

Contacting aliens may breach BBC guidelines, Professor Brian Cox told
(ペーパーのタイトルは「Alf and safety」)

Stargazing Liveという宇宙がテーマの生放送TV番組にまつわるアホ話。

今年1月放送されたシーズン2の中で視聴者によって新しい惑星らしき存在が発見され、この番組の司会を務める物理学者のBrian Coxが、惑星間受信を可能にするJodrell Bank天文台の電波望遠鏡をその惑星に向けようとしたところ、BBCからストップがかかったらしい。

BBC 6 のDJ Shaun Keavenyによると、BBCのえらい人が 「それはダメだ。万が一、宇宙人からのシグナルを拾った場合、BBCのガイドライン、安全衛生(health and safety)とか全部一通りチェックする必要があるだろう。」と言ったらしい。
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