ついにイギリスの不動産市場が頭打ちに?

今週のMETROというか、(お目当ての記事がオンラインになかったので)Gurardian(第159回)。

このブログでも散々取り扱ってきたイギリスの不動産バブル。

2014年も、これでもかと上がっていたのだが、今年に入り、その動きに変化が見られたらしい。。

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London house prices slip in January after stream of rises in 2014

上記の記事の真ん中くらいに、2007年からの不動産価格の推移をまとめたグラフがあるのだが、これを見ると、ここ2,3年で以下に価格が高騰したかがよく分かる。

そんな中、National Association of Estate Agents (NAEA)が出した以下のレポートによると、2015年1月は、73%の家(ただし、NAEAメンバの不動産屋を通して売られた数字)が、当初の売値より安い値段で最終的に売られたという結果になっているようだ。

UK HOUSING MARKET REPORT FOR JANUARY 2015

レポートによると、これまで需要に供給がおいつかず、完全に売り手市場だったのが、今年5月に行われる総選挙を控え、住宅市場が落ち着いてきているらしい。

その結果、買い手の交渉力が増し(売る方も買って欲しいので)、去年より優位に交渉を進めることができている模様。

総選挙が終わっても、この流れが続けば、上がりに上がった市場価格も、まともになる可能性はある。

さらに、今ロンドンでは、あちこちで工事中で家が建ちまくっているが、これで供給側が増えてくれば、さらに買い手に有利な市場になってくるかもしれない。

そして、個人的には、是非そうなって頂きたい。
今年のGreen ManはCalexicoが来る!!
Listening to “Green Man 2015 Playlist” created by Green Man Festival

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