学校における誕生日パーティの招待状の配布が禁止に?

本日のMETRO(第128回)。

今日はイギリスにおける子供の誕生日パーティについての話。

イギリスでは、子供の誕生日パーティは、ナーサリーや小学校の友達を呼んで盛大にやるのが普通である。

よって、誕生日前になると、学校の登下校時に親が誕生日パーティの招待状を仲の良い友達(の親に)配ったりする。

しかし、今回、とある小学校で、その招待状の配布が、“ある場合を除き”禁止になったらしい。

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It’s your party but only if the whole class can come

(ペーパーのタイトルは「It’s your party but only if the whole class can come」)

記事によると、バースにあるキングスウッド小学校の校長が、“クラス全員を招待しない限り”、誕生日パーティの招待状を配布することを禁止するというレターを親向けに送ったということだ。

その理由としては、誰からも招待状をもらえないような「仲間はずれ」ができるのは、学校が規定するクリスチャンの精神に反するということらしい。

校長の話では、今回の決定に対して、99.9パーセントの親がそれを支持しているようだが、Facebook上で一部批判の声が挙がっているようだ。

その批判とは、「親のお財布事情に応じて、招待する友達の数を決めるべきでしょ。つか、なんで自分の子供をいじめているような子供を呼ばないといけないの?」とか、「ほとんどの親は、全てのクラスメートを呼べるような余裕はない」とか、「子供も、全て呼べないということを学ぶべきよ」という感じである。

ごもっとも。
我が家では、まだこじんまりとしかやったことがないのだが、来年のGabyの5歳の誕生日には、以前Gabyの友達に招待されて行った近くのプレイエリアで盛大にやるハメになりそうで(Gabyは既にその気満々)、本当に明日はわが身である。

ちなみに、そのプレイエリア(Eddy Cats)は、土日にやると、子供一人につき、15.5ポンド(今のレートで、2500円弱)を主催者が払う必要がある。
(付き添いの親は無料)

最低人数が10人なので、それだけで2万5千円。。

クラス全員呼んだら、いったいいくらかかるんだ・・という感じである。
以前、別の友達に招待されて行ったスポーツジムのVirgin Activeの場合、メンバであれば12ポンド(メンバ外は14ポンド)で済むようだが、それでも人数次第ではそれなりに金がかかる。

ただ、どちらも、一応担当の人がついて、色々盛り上げてくれるので、親としては楽なのは確かである。
(それでも、親が色々世話しないといけないみたいだけど)

人によっては、自分の家に招待して、親と年上の兄姉総出で、パーティをオーガナイズしている家庭もあるようだが、正直そんなのやる自信ないし、そんな部屋も広くない。。

ちなみに、家でやる場合、大抵、親は子供を置いて、さっと帰って、終わった頃にまた迎えにくるだけなので、その間、やりたい放題の子供達の面倒をみないといけない。

考えただけでも、どっと疲れるし、そんなの絶対やりたくない。。
なので、今回の禁止令に対する批判には大賛成。

一応、これら批判に対して、学校側も少し譲歩したようで、「全員を招待しない場合、郵便かEメールで送ること」と条件付で認めることにしたらしい。

まぁ、それでも、親は大変。

Gabyの学校がこんな変なこと言い出さないことを祈るばかり。

Listening to “スタート・リヴィン” by ドノヴァン・フランケンレイター
B0077FAUWO

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