キングス・クロス駅が改装完了!!

一日遅れの本日のMETRO(第121回)。

King’s Cross Square opens to the public after £550m regeneration project)

(ペーパーのタイトルは「Move over, Trafalgar Squeare」)

今日はハリーポッターでお馴染みのキングス・クロス (King’s Cross) 駅の話。

昨日、長い間改装工事が行われていたキングス・クロス駅がついに改装を終え、正式にリオープンした。

かかった費用5億5千ポンド(今のレートで872億円弱)。

尚、この費用は最終ステージのためだけのコストで、その前のステージで、周辺の再開発にかかった費用はなんと22億ポンド(今のレートで3500億円弱)。

ほんとにそんな金かけてやる必要あったんかいなという感じである。

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リオープンのセレモニーにはロンドン市長であるボリス・ジョンソンも出席し、銅像の格好をしたパフォーマー達がそれに彩りを添えたようだ。
(上の記事でその模様の映像が観れます)

上の記事の写真を見れば分かるが、駅前にかなり大きな広場があり、かなりすっきりした模様。
(前がどんなだったかそもそも知らないけど)

まぁ、普段使わないし、行く機会も当分なさそうだけど、とりあえずおめでとうと言っておく。
と、これだけで終わるのもなんなので、豆知識。

このキングス・クロス駅がある場所は、かつては風俗やギャンブルで有名だったらしく、プレイボーイだったキングジョージ4世(King George Ⅳ)が拠点にしていたようである。

それで、彼の死後、その銅像が建てられ、そこから駅名が取られたようだ。

ちなみに、この銅像20メートルもある巨大な建物で1835年に建てられたらしいが、かかった費用わずか25ポンド(今のレートで4000円弱)。

時代が違うとはいえ、考えられませんな。。
さらに遡ると元々この地は、バトルブリッジ(Battlebridge)と呼ばれ、その時代イギリスを支配していたローマ帝国と、それに反旗を翻したブーディッカ(Boudicca)女王率いるイギリス軍が激戦を繰り広げた場所でもあるらしい。

噂によると、ローマ軍に敗北したブーディッカ女王の亡骸はキングスクロス駅の9番線と10番線の下に埋められたらしい。
ここでピンときた人もいるかもしれないが、9番線と10番線と言えば、あれですよ、あれ。
これかっこいい!グルーヴ感たまらん。夜ヘッドフォンで聴くと、もうノリノリっす。
Listening to “From the Roots to the Shoots” by Max Sedgley
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