英語学習の必須アイテムは、ビートルズとMrビーンと・・・

本日のMETRO(第70回)。

Mr Bean, The Beatles and Metro help spread the English word abroad
(ペーパーのタイトルは「Learn English with Beatles, Mr Bean and your Metro」)

今日の一面にはユニオン・フラッグに包まれたサッチャーさんの棺を真上から撮影した写真がでかでかと掲載されていて、7ページまで昨日のお葬式の様子が伝えられていたのだが、それはそれで、ここでは36ページ目にあったこの記事をチョイス。

カプラン・インターナショナル・カレッジというグローバルに展開している語学学校が、500人以上の語学学校の教師に対して、何を使って授業をしているかについてアンケートを取った結果についての記事。

んで、結果はカプランの下のブログで参照できるが、ブログに貼り付けられるように画像リンクも用意されていたので、貼ってみる。

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How To Teach English Infographic (from Kaplan International Colleges)

how to teach englishLearn English with Kaplan

これによると、やはり音楽を授業に取り込むというのは割りとどこでもやられていて、ビートルズが1位というのは理解できるが、3位にボブ・マーリーというのもすごいなと。

映画も語学学校で割りとよく教材として使われるが、1位のハリー・ポッターは個人的には割りと難しい気がするし、3位の007もかなり理解するのが大変だと思う。
(今度、英語学習にオススメの映画についてのブログでも書くかな)

TV部門では、Mrビーンが1位だが、2位のフレンズと5位のイースト・エンダーズは、もろにアメリカ(派手)とイギリス(地味)という感じで、かなり好みが分かれると思う*笑
それで、ここからが本題なのだが、アンケート結果のうち、4分の3の教師が新聞を使っているらしく、そのベスト5のうち、4誌がイギリスの新聞だったらしい。

そして、その中で4位に、我らがMetroがランクインしたとのこと。

新聞はコストもかからないし、幅広い分野の記事が掲載されているため、単語力強化に役に立ち、クラス内でのディスカッションの題材としても最適というのが理由らしい。

これは、確かにその通りで、現にこのサイトは、イギリスの日常で読まれている記事を紹介するというのが目的だが、(主に自分の)英語の勉強という側面もある。
実際、どのぐらいの人がこのブログで、リンク先の英語の記事を読んでいるか知らないが、ボリューム的にもちょうどいいし、このブログで自分が書いた記事を読んだ後に、ソースの記事を読めば、ある程度読みやすいと思うので、是非皆さんも読んで欲しいと思う。

まぁ、理想的には、このブログを読む前に、ソースの記事を読んだ方がさらに勉強になるのだが。
(この解釈違うんじゃね?という突っ込みも大歓迎*笑)
自分が語学学習について語るのは若干気が引けるが、語学を学ぶ時に重要なのは単語もそうだが、その言語が話されている文化、歴史などを学ぶことが大事だと思う。

はっきり言って、全部クリアに英語を聞き取れなかったり、単語がすべて分からなくても、そこで何が話されているか、書かれているかが分かっていれば、だいたいの内容は分かる。

そして、ほとんどのことはそれで十分だったりする。
(これは母国語である日本語であっても同じはず)
なので、自分も仕事で専門分野についてのトピックであれば、それほど会話には困ったりしないのだが(ボキャブラリーや言い回しが貧弱で困ることはかなりあるが)、一番困るのは、世間話。

特にネイティブ(特に酔っ払い)同士の世間話には正直ついていけない。。

これは、そもそもの語学力が足りてないというのもあるが、バックグランドとなる知識が不足しているというのも一つの要因ではないかと思う。
このブログ、去年の10月終わりから、一応(わりと)更新を続けているが、それなりに色々なトピックを扱っていて、今まであまりこういう日常的な話題に触れてなかったというのもあるが、(今更だが)かなり勉強になっている。

それは純粋に単語や言い回しという側面もあるが、どちらかと言うとイギリスで起こっている日常について、と言う方が強い。

新聞の記事の載っているようなことは、割と連続性を持っていて、その日一面に載っていたことが、数日後、数ヵ月後に後ろの方でまた後日談が出てきたりして、あー、あれってこうなったんだということが割りとある。

これは、イギリス人って、こういうことで怒ったりするんだな、とか、くだらんことやるなぁ、とか、こういうの好きだよね、とか、そういう考え方、ひいては国民性を知ることにもつながる。

で、こういうバックグラウンド的な予備知識が、日常会話においては、一番効果を発揮するのではないかと思う。
なので、これ毎日(になってないけど)書くの大変なのだが、その割りにあまり反響がないので*笑、いつもだったら、とっくに辞めているところだが、個人的には、少しずつ、血となり肉となっている(ような気がする)ので、とりあえず、最低1年くらいは続けていこうと思っている。
(その後は、どうするかその時の気分次第)

日本からだと、やっぱり遠い国のことで、あまり実感沸かず、共感できる部分が少ないかもしれない、ここは一つ、自分がロンドンに住んでいるつもりになって、読んで頂ければと思う。
(本当は1週間でも2週間でも(ツアーなどではなく)実際に滞在してみると、それなりに共感できる部分が多くなると思うんだけど)

難しい場合、週末イギリス・パブ的なお店やオサレなカフェにでもいって読んで頂ければぐっと気分が出るはず。

どなたか試して、(実際どうだったか)レポートして頂けると、こちらもぐっとモチベーションがあるので、是非*笑

Listening to “Monkey Minds in the Devils Time” by Steve Mason
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