グローバル経済レースで、イギリスとイタリアと日本が最下位争いしている模様

本日のMETRO(第50回)。

やっと50回目!
(個人的にはもっと書いてる気がするんだけど*笑)

Britain feels the worst of pay cut pain as austerity squeeze trims 4.5% from salary value
(ペーパーのタイトルは「Britain feels the worst of pay cut pain」)

最近暗いニュースばっかりで、書いてて気分が下がってくるのだが*笑、イギリスにおける賃金が2007から2011年の間で4.5%も下がっており、世界の裕福国のうちでも、その下がり具合がワーストだという記事。

記事中では、イタリアや日本に比べても悪いと書いてあり、ある意味不名誉な形で引き合いに出されてる日本。

しかも、イタリアと同列に語られてるあたり、やばさを感じる*笑

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この記事の元ネタは多分、下でTUCTrades Union Congress)が発表している数値に基づいていると思われる。

British workers have seen sharpest wage fall of any developed economy

これを見ると分かるが、イギリス、ぶっちぎりで最下位ですな。。

で、イタリアがマイナス2.7%でワースト2、日本がマイナス0.7%でワースト3。。

2007年からの推移を見ると、日本は一応2010年からプラスに転じてるけど、イギリスは逆に2009年(ちょうどリーマン・ショックの翌年)から悪化する一方。

対照的に、オーストラリアがプラス6.9%でトップ、カナダがプラス5.4%でナンバー2の模様。

どういうわけか、そんなに景気よく見えないというか、あまり話題に上らない一見地味な国が好調っぽい。
(まぁ、カナダは2011年、マイナスに転じてるけど)

ちなみに、国家的財政破綻が懸念されているスペインが、なぜかプラス2.4%と第4位につけているのが解せないが、よくよく推移を見ると、2010年からマイナスに転じて、順調に?下がっているようなので、そういう意味では、まぁ納得。

どうでもいいが、上記TUCのサイトで参照されている以下のサイトが、なかなかおもしろい。(見せ方が)

Whereis Britain in The Global Race?

で、「Exports: Where is Britain in the Global Race?」で、日本だけが皆と逆方向に飛んでいるのが、今の日本を象徴していると思った。

がんばれ、日本。


そういえば、一面に故マイケル・ジャクソンの娘パリスちゃんが学校のバスケのチアリーディングしている写真が載っていたが、楽しそうな笑顔がとってもキュートな美人さんで、なぜかすごく惹きつけられた。

さすが、キング・オブ・ポップの娘だ。

Listening to “Valtari” by Sigur Ros
B007P4OSZ2

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