世界の半分の食糧がゴミ箱へ直行しているという事実

ふと、ブログの記事数と、本日のMetroの回数を数えたら、マッチしていないことに気付き、過去記事を見てみると、第15回から17回へ飛んでいることが発覚orz
まだ遡れる数だったので、がんばって一つずつ修正。(いや、まぁ誰も気にしてないだろうけど、なんとなく気持ち悪いので・・)

そして、今日が正真正銘の本日のMETRO(第30回)。

Half of all food produced in the world ‘left to rot’
(ペーパーのタイトルは「Half of all food goes to waste」)

今、世界中で、食糧が誰にも食べられることなく、そのまま廃棄されているというレポートが発表されたらしい。
その量や理由はその地域で様々だが、イギリスでは毎年700万トンもの食糧(100億ポンド以上相当)がゴミ箱行きになっているとのこと。
インドでも2100万トンの食糧が、衛生面で問題のある場所に保管されていたり、そもそも配送システムがうまくまわっていないので、そのまま倉庫で腐ってしまったりで、そのまま破棄されているとのこと。

東南アジアやアフリカの方でもカビやら水害、鳥、虫、ねずみなどの影響で、かなりの量が被害にあっているらしい。
一部の東南アジアの国では、80%ものお米がダメになっているとのことで、これは結構深刻な問題なのではないだろうか。
日本も、お金ばら撒くだけじゃなくて、こういう管理システム、配送システムなどのインフラの整備で指導力を発揮していければ、もっとアジアで存在感を出していけるのではないかと思う。
(まぁ、今日系企業がこの地域にガンガン進出しているから、まぁやるにはやっているんだろうけど)

で、イギリス。
ここで一番問題なのは、スーパーマーケットの売り方。

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賞味期限は(意外に)きっちり守られ、期限が過ぎたものは破棄される。
また、形がきれいなものでないと売れないので、スーパーもきれいなものしか仕入れないらしく、形の悪い物はそもそもスーパーにも並ばないのである。

そして、こちらではメジャーな、buy one get one free
1つ買ったらもう1つ無料でゲットできるのだが、半額とはちょっと違う。2つ買い物かごに入れて初めて(結果的に)半額になる。
なので、別にそんなにいらないのに、つい買ってしまう。そして、使い切れずに、腐らしてゴミ箱へ直行というパターンに。。

またbuy one get one freeの亜種で、2 for 3(2つ買えば3つ目無料)とか、3 for いくら(1つだけ買うと割高だが、3つまとめて買うと割安)とかもあり、それで消費者の購買意欲をくすぐりまくり、その結果、買わなくていいものまで買わされるのである。

ちなみに、よく見ると、そのオファーをやっていない通常の時の単価と、そのオファー時の単価が変わっている場合がある。
つまり、buy one get oneとか2 for 3とかやっている時に1つだけ買うと、通常時よりも高くなっているのである。
どういうことかというと、単価を吊り上げ、まとめ買いした時に安く見せるというまやかしを使っているのだ。

あと、たまに、3 for いくら、となっているくせに、全然お得になっていないパターンもあったりする。
つまり、3 for いくらのその「いくら」が、単価×3の値段よりも高くなっているというパターン。
例えば、1つ3ポンドで売っているやつが、3 for 10ポンドで、いかにも安くなってまっせという形で売られていたりするのである。

なので、黄色い値札(だいたいオファーがかかっている場合、通常時の白から黄色に変わる)でも、きっちり単価をチェックし、本当にそれがお得なのかを見極めた上で買わないと、逆に損することになる。
理想的には、通常時の単価をチェックしておいて、オファー時の単価と比較して、不当に吊り上げられていないかを確認すればいいのだが、さすがにそこまでやる気は起きない*笑

そもそも、一番は、こんなオファーにつられていりもしないモノを買わないようにすること。
そして、量的にも賞味期限が短いものは、オファー時でも1つしか買わないようにする。

記事中でも、スーパーではなるべくまとめ買いせず、その日必要なものだけをこまめに買い足していくこと、あまりモノを駆使して何か作るように心がけることを推奨している。
我が家でも割りとモノを腐らせることがあるので、ここは倹約のためにも是非気をつけていきたいところだ。(と、相方にプレッシャーをかけてみる)

と、なんだか、主婦が書いたみたいな記事になってしまったが、こんなことを書いていると、東京で働いていたころに、大井町の閉店間際のイトーヨーカドーの地下の食料品売り場で、安くなったホルモンやお肉を物色していた頃がなんだか懐かしくなってしまった*笑

ホルモンが恋しい。(どういう終わり方やねん*笑)

Listening to “Becoming a Jackal” by Villagers
B003H6Z0IQ

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