Facebookを使ってスピード違反から逃れようとするとこうなるらしい

新年あけましておめでとうございます。

今年からは、(暫定的に)こちらのサイトでMetro関連続けていこうと思うので、本家共々、よろしくお願いします。

というわけで、新年一発目の本日のMETRO(第28回)。

Facecrook: Driver jailed after internet appeal for volunteer to take penalty points
(ペーパーのタイトルは「Facecrook」。Face”book”じゃなくて、Face”crook”。”crook“には詐欺師とかそういう意味があるらしい)

タイトルそのままなのだが、スピード違反で捕まった人が、免停を逃れるために、Facebookで身代わり大募集して、(たったの)250ポンドで取引成立したらしいのだが、結局二人とも逮捕されてしまったという痛いお話。しかも、その身代わり君、運転免許すら持ってなかったとのこと。おいおい。。

イギリスでスピード違反で捕まった場合(カメラの場合)、Notice of Intended Prosecutionというレターが、その車が登録されている住所に届く。
ただ、そのレターには、その時撮られた写真は添付されていない。
(駐車場で制限時間オーバーした時は、InとOutの写真が(いつの間にか)ばっちり撮られていて、それが送られてきてびびった経験がある。)

ちなみに、やけに具体的で、詳しいのは、自分もその経験があるからだ*笑

(回想モードに突入)あれは忘れもしない、レディング・フェスティバルReading Festival)の帰り、、

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夜12時を回って、真っ暗の高速(A3)を時速65マイルで走っていたら、そこが50マイル制限だったらしく、ばっちり捕まってしまった。
スピード違反で捕まったのは(イギリスでは)それが初めてだったので、がっつりへこみ、ただでさえ、子連れで行ったレディング・フェスティバルの印象が最悪だったの加え、さらにこの仕打ちだったので、レディングなんかもう二度と行くか!とその時心に誓った。。(ただし、メンツ次第では・・)(回想モード終わり)

ちなみにその場所は、街中に入ってくる直前のところで、その辺りではかなり有名な場所らしく、直前まで皆かっ飛ばしているのだが、そのカメラの手前で急激に減速し、トロトロ走っている。今では自分もその教訓をばっちり活かしている*笑

さらに、脱線すると、この時はまだポイントも全然余裕だったので免停にならずに済んだが、知り合いは一度免停になったことがあり、その場合日本と同じく講習会に参加しなければならないらしい。で、この講習会が以外にためになるらしい*笑

なぜかというと、日本の免許証は、イギリスに住み始めて5年以内であれば、イギリスの免許証に切り替えることができる。
(ただ、日本の免許証も戻ってくるので、もちろん日本でも運転可。しかもイギリスの免許証であればEU内は運転可能)
よって、こちらの運転ルールなど、何も習ってはいないので、講習会で、「へぇ~」ということが結構学べるらしい*笑

一つ教えてもらったのは、カーブなどで、道路に「SLOW」(だっけ?)と書いてある箇所では、以前事故があった箇所であるということらしい。。

どうでもいいが、今ちょっと調べてたら、下のサイト、結構勉強になる。
英国の交通ルール(from Japan Cars Ltd.

ラウンドアバウトの運転の仕方とか、道路駐車のルールとか詳しく書かれているのだが、こんなの全く習ったことがないので、見よう見まねでやってきた自分にとっては、今更だが、あぁ、そういうことなのね、というのがぽつぽつとあり、参考になる。(本当に今更だけど*笑)

と、車関連は、もっとネタがいっぱいあるのだが、ちょっと脱線し過ぎて、収拾が付かなくなってきているので、この辺りで・・・閑話休題。

で、このレターには、もし、所有者がその時車を運転してなくて、他の誰かが運転していた場合の申請フォームがある。
なので、このフォームに、その身代わり君の情報を書いてしまえば、OKということになる。
つまり、250ポンドで、自分のポイントを売ったということ。

で、最初に戻るのだが、この記事では、その身代わり君、どうやら免許証を持っていなかったらしいので、つまり、その場合、無免許運転ということになるのだが、果たしてこの場合、どう処罰されるのだろう・・・

ちなみに、彼らは、結局、Facebookで身代わり募集した方が、懲役5ヶ月(a five-month prison sentence)プラス(結局)免停(disqualified from driving)、そして身代わり君の方は、懲役11週間(jailed for 11 weeks)、執行猶予12ヶ月(suspended for 12 months)、そして12ヶ月の保護観察命令(a 12-months supervision order)が課せられたとのこと。

他にも同じようなことをやっている人はいるようなので、これは見せしめの意味もあるようだが、結構重いと言えば重い。
ただ、スピード違反などは、一歩間違えば、人命を失うことにもなりかねないので、そういう意味では、正しいのかもしれない。

皆さん、安全運転でいきましょう。。

Listening to “Before Lately” by Cheyenne Marie Mize
B0040T78CK

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