Green Man Festival 2012 初参戦!!
(注: この記事は2013年8月に旧ブログから移植した記事です)
Twitterでも書いた通り、先週、Green Man Festivalに行ってきた。
今年で10周年となるGreen Man Festival。
場所は、WalesのGlanusk Parkというところ。
ロンドンから車で、ノンストップで行ったら、3時間くらい?(と、Google Mapさんが申しております)
フェス自体は、ほどよい規模で、移動距離も少なめ。
人もそれほど多くなく、なんと言っても、キャンプサイトのスペースに余裕がある!
これが、一番うれしかったかもしれない。
このフェス自体、ファミリー・フレンドリーなところを売りにしてるところもあって、シャワーも結構あるし、トイレもきれいだし、子供を遊ばせるキッズ・エリアも充実していて、家族連れには最高。
キャンプサイトも、半分くらいが、ファミリーと障碍者向けに割り当てられている。
グラストは、あんなに馬鹿でかいのに、これでもかというくらい人を詰め込んでるので、キャンプサイトがギュウギュウで、かなり窮屈だったのに比べて、今回は金、土あたりでも、かなりスペース余ってたし、日曜日は当日帰る人が割とといるので、午前中に撤収準備する人も多く、スカスカ。Good。
それで、今回は、木曜から乗り込んで、月曜日までキャンプしてきたのだが、天気があいにく、というかかなり悪かったため、久々にMuddyなフェスを体験することになった。
木曜日はまだ良かったのだが、特に金曜日、かなり雨が降ったので、下がドロドロになってしまい、それを皆が踏みならして、ぬかるみ具合がどんどん増していき、土、日も、結構雨降ってたので、ちょっと泥がつらい感じに。
(通りすがりの人が、Green Manじゃなくて、Rain Manっつった方がいいんじゃないの?と言ってて、思わず座布団一枚上げそうになったけど*笑、そう愚痴りたくなるくらい)
酷いところは、2007年に初めて参戦した、史上最悪のドロドロ状態を思い出すぐらいだったかも。
(まぁ、あの時のグラストの方がもっと酷かったけど)
自分達だけならいいのだが、子供二人を乗せたバギーを押すとなると、さすがにきつい。
ましなところを選んで移動するようにしていたが、どうしても避けられない場所は、ぬかるみを突っ切るしかなく、あそこら辺は、もっと泥対策して欲しかったなぁと思う。
(グラストでもおがくずよく巻いてるけど、あれで大分ましになったりする)
天候と、そういうのもあって、あまりアクティブに移動する気になれず、今までのフェスで、一番観たバンドの数少ないかもしれない*笑
基本的に、午前中、テントでダラダラ、午後、適当に散策しながら、子供を遊ばせ、2,3バンド観れたらよし。(しかも部分的に)
そして、夕方テントに戻って、ご飯食べさせ、寝る準備を整え、バギーに乗せ、寝かしつけ。
これでやっと自分達の時間になる。
結局、メインステージの高台から、椅子に座って、酒飲みつつ、最後の2バンド観れたら、OKという感じ。
しかも、最後眠くなって、途中でテントに戻ってきたりしてたし*笑
ちなみに、高台からの眺めはこんな感じ。(注:これは木曜の写真だが、次の日はもう泥・・・)
人も多くないので、結構快適に観れるのがいい。
あと、このフェスの一番最後に、下のGreen Manを燃やすという儀式?(ほんとにどこかの原住民の何かの儀式みたい)があり、申し訳程度の花火が打ち上げられる。
眠かったけど、せっかくなので、一応最後まで観ておいた*笑
ちなみに、今回、かろうじて観たバンド。(観た順)
Friday
- Erros
- Stephen Malkmus & The Jicks
- Mogwai
Saturday
- Emperor Yes
- Yann Tiersen
- Metronomy
Sunday
- Alt-J
- Three Trapped Tigers
- The Walkmen
- Feist
こうしてリストアップしてみると、驚くほど観れてないな*笑 何しにいったんだという感じ。。
まぁ、子供達とキャンプに行ったという方が正しいか*笑
その分、普段よりも、かなり子供達と時間を過ごせたし、向き合うことができたかなぁと。
昼間っから、酒飲んで、自然と音楽の中でゆったり時間を過ごせるというのが、フェスの醍醐味なわけで、そういう意味では不満はない。不満は天気だけ。。
ちなみに、今回観た中で、おっと思ったのは、Three Trapped Tigers。
全然ノーマークだったのだが、直前に、これいいよと聞いて行ったのだが、これがあたり。
すげーかっこよかった。これはお勧め。
あと、Alt-Jは、時間帯の割りに、かなり人が入ってて盛り上がってた。
確かに、人気出そうなキャッチーな曲が結構あったし、これも今後注目。
他には、個人的に楽しみにしていた、Yann Tiersen。
映画アメリのサントラを手がけたといえばわかるかもしれないが、独特の世界観で、ゆったり聴けたし、これは良かった。
ちなみに、Mogwaiは、酒飲みながら、目つぶって頭振ってたら、眠くなってきて、半分寝ちゃって、あまり覚えてない*笑
というわけで、今回初参戦のGreen Man Festival。
期待通り、Goodなフェスだった。特にこの規模感が最高。
もうこれを味わってしまったら、グラストはもうええかな・・・となってしまう。
特に今回のようなMuddyな状態になったら、とてもグラストの規模では子連れでの移動不可能。
まして、グラストの場合、観たいバンドが色々ありすぎて、それなのに行けないというストレスを味わうこと間違いなし。
なので、当分(子供が大きくなるまで)、グラストはないかなぁと。
その分、Green Manは毎年参戦Mustなフェスになりそうだ。
子連れにはかなりお勧めフェスなので、UK在住で、子連れでフェス行きたいなぁと思っている方は是非。
子連れじゃなくても、ゆったりフェスを満喫したい方は是非。
最後に、お得な情報。
Green Manでは、下のようなトローリーを駐車場でレンタルできる。いいサービスだ。
(皆、やたら同じトローリー持ってんなぁ、と思ってたら、レンタルしてた)
50ポンドのデポジットを最初に払って、30分毎に5ポンド、チャージされる。(返却時にデポジットから差っぴかれる)
なので、なるべく時間をかけずにいきたい。
最初知らなかったので、手間取ってしまったが、一番いいのは、まず最低限の荷物とテントを持って、入場を済ませ、テント設置候補地を見つけてから、駐車場に戻り、レンタルして、残りの荷物を一気に運んで、すぐに返却するという方法。来年は是非これでトライしてみようと思う。(まぁ、でも、30分は無理か)
あと、自分の携帯はO2だが、まったくネットに接続できなかったので、Twitterも全くできなかった。
まぁ、その分携帯をあきらめたので、逆にフェスに集中することができて、逆に良かったかも。
これは別にお得というわけではないが、一応、メモとして書いておく。
Listening to “Numbers: 1-13” by Three Trapped Tigers