初の子連れ参戦!Glastonbury 2010 回顧録 その3
(注: この記事は2013年6月に旧ブログから移植した記事です)
「初の子連れ参戦!Glastonbury 2010 回顧録 その1」
「初の子連れ参戦!Glastonbury 2010 回顧録 その2」
の続き。
一応フェスなので、音楽ネタについても書こうと思い「続く」と書いてみたのだが、かなり時間が空いてしまった。。
といっても、今回たいして真面目に観てないので、とりあえず時系列に(チラ見も含め)観たアーティストをリストアップしておく。
(下は、前日の食い散らかしにたかるカモメの群れの中でゴミ拾いに精を出すボランティアの方々@ピラミッド・ステージ)
6月25日(金)
The Stranglers, The Couteeners, Steve Mason, Mumford and Sons, Dizzee Rascal, Gorillaz
観たかったMumford and Sonsが最後の方しか間に合わず残念。あと、本当はBroken Bellsを観たかったのだが、The Parkステージがあまりにも遠く断念。
後でその一つ前のSpecial guestがThom Yorkeのアコースティック・セットだったと聞いて、2重に悔しかった。。
運よくその場にいた友人の情報によると、最初、主催者のMichael Eavisが出てきて、「もう紹介しなくても分かるよね」と言った後に、後ろからトムが出てきて、かなりの盛り上がりを見せたらしい。
それもそのはず、Parkステージはかなり小さいステージで、肉眼で見れるチャンスなんて、そうそうないし。うらやましい。。
あのParkの開放感あふれる雰囲気にマッチしたアコースティック・セットがかなりハマり、皆(本人含め)感動して泣いていたそう。
近くにいた、いかついグラサンしてタバコふかしてたにいちゃんもグラサンの下からつつつ・・と涙がこぼれてきたらしい*笑
ヘッドライナーのGorillazは初めて生で観たけど、映像と音楽の融合がなかなか素晴らしく、期待以上。
個人的には解散したBeta BandのSteve Masonが間近(つか、ほぼ最前)で観れたので満足。
6月26日(土)
Jon Allen and band, Ellen and the Escapades, Seasick Steve, The Dead Weather, Shakira, Scissor Sisters, Muse
午前中はあまりにも暑く、観る予定もなかったが、屋根のあるアコースティック・ステージで昼寝しながらまったり鑑賞。しかし、これが2組とも以外に良かった。
ShakiraはDevon留学時代の思い出なのでがんばって観にいったが、声があまり出てなく、ちょい残念。
Museは本当に気持ちよさそうにギター弾いてるなぁという感じでうらやましかった。(弾けもしないくせに)
ちなみに序盤はかなりテンション上がったのだが、後半まったりなところで、前半ワインを飲みすぎたツケが回ってきて、最後はあえなく(相方と共に)撃沈。(Museファンの方、すみません*笑)
アンコールでU2のEdgeがジョインしてWhere The Streets Have No Nameを演っていたのだが、それをBGMに撤収。。
6月27日(日)
Norah Jones, Slash, Ray Davies, Jack Johnson, MGMT, Toots and the Maytals, Rodrigo y Gabriela, Steview Wonder
炎天下のNorah Jonesはちょっと辛かったが、その後のSlashはさらに暑苦しかった*笑
久しぶりにJack Johnsonが観れて良かったのだが、UKではあまり知名度は高くない?のか、周りのノリがあんまりだったのが残念。
MGMTは2008年に引き続きだったのだが今年はいまいち。2008年のJohn Peelのステージが異様な盛り上がりを見せかなり衝撃的だったのだが、今年は、ステージが一気にOtherステージと拡大した影響か、さほどインパクトはなく、最後の方なんかメンバー以外の知り合い?がなだれ込んできて騒ぎまくるという残念なステージ。
Kidsやった後、かなりの人が移動していたのが印象的だった。
その後、Rodrigo y Gabrielaに備えるため、いち早くWest Holts(Jazzステージから名前が変わった)ステージへ移動し、Toots and the MaytalsをBGMに、前でベンチの上に立って踊りまくっているお姉さんを見ながら腹ごしらえ*笑
近くにあった店で売っていたサーロインステーキバーガーと、釜焼きピザがかなりうまく、大満足。
で、我が娘のミドルネームGabriela(通称Gaby)の元ネタであるRodrigo y Gabriela、今回はかなり後ろの方でまったりと鑑賞。
Gabyにあれが君の名前の由来なんだよ、と教えてやりたかったが、既にベビーカーで撃沈していたため、とりあえず睡眠学習に切り替える。
それで、今回印象的だったのは、ロドガブ自身より、自分達のすぐ近くでフラフープを使って妖艶に踊っていた女の子。ステージも遠いので(スクリーンもないし)、どちらかというとその女の子ばかりに目がいってしまった*笑
せっかくなので、その時に撮った動画を少しおすそ分け。(特に後半いい感じ)
最後は、Stevie WonderのHappy BirthdayをBGMへテントへ帰還。
グラスト40周年の締めくくりとしては、まさにうってつけの曲。
Michael Eavisもうれしかっただろうなぁ。
んなわけで、長靴を使わぬまま幕を閉じた2010年のGlastonbury。
デビュー戦の2007年とはまさに天国と地獄ほどの違い。こんなに晴れたら来年怖いな*笑
テント設置場所の影響もあり、今年はかなりピラミッドで時間を過ごすことになったが、まぁこういうのもアリかなと。Gabyもかなりノリノリで楽しんでいたので良かった。
そのGaby、グラスト以来(正確にはグラストに向けてノリ方を仕込んで以来)、音楽が鳴り出すと、すぐに体を揺らしてのるようになった。
ただ、のる曲とのらない曲があるのだが、名作と言われる曲にはかなりの確率で反応を示す。
違いの分かる女、Gabyを褒めるべきか、Babyをものせるその名曲を褒めるべきか。。
ちなみに、今日はボブ・ディランのAll Along the Watchtowerのジミヘン・カバー・バージョンを聴いて、かなりノリノリだった。
Gaby、現在1歳と4ヶ月。
ロックの英才教育中である。
Listening to “Live at Monterey” by Jimi Hendrix