キャサリン妃の第2子、シャーロット王女は赤毛?

今週のMETRO(第166回)。

今日ブログを更新しようとして、最近のアクセス履歴を見ると、なんだか先週末のアクセスが普段より上がっていることに気付いた。

で、何があったのかなと思ってチェックすると、キャサリン妃出産の記事「キャサリン妃退院、そしてロイヤル・ベイビーの名前決定」のアクセス数が上がっていた。

英国王室大好きな日本でも大きく取り上げられていると思うので、もうスルーしちゃおうかと考えていたのだが、なんかそういうのを見てしまうと、若干申し訳なく思えてきた*笑

なので、今更だが、一応、キャサリン妃の第2子、シャーロット王女の誕生について書こうと思う。

ただ、普通に書くのもあれなので、今回は若干違った視点から取り上げてみたい。

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People think Princess Charlotte wore a bonnet because she is ginger

無事生まれてきたキャサリン妃の第2子は女の子で、「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」と命名された。

「シャーロット」は、皇太子「チャールズ」の女性系で、「エリザベス」はエリザベス女王、「ダイアナ」は父親であるウィリアム王子の母親である故ダイアナ元妃から取ったもので、なんのサプライズもない王道中の王道で、ブックメーカーのオッズもかなり低かった。

と、これは日本のどのニュースでも取り上げられていると思う。
で、今、出回っているシャーロット王女の写真では、頭に帽子をかぶっている。

そして、第1子のジョージ王子の時は帽子をかぶっていなかった。

なので、巷では、これは、シャーロット王女は、赤毛に違いない、と噂されている。
英語で赤毛のことを、「Ginger」と呼ぶが、これは差別的な意味が込められている。

英国王室では、シャーロット王女の叔父にあたる、ハリー王子が赤毛で有名で、最近では、オーストラリアを訪問した際に、ある赤毛の子供が「Red Heads Rule!」(赤毛こそが世界を制す!)というお手製のプラカードを掲げ、それを見たハリー王子がおどけた表情を見せたのが、記憶に新しい。
Prince Harry’s arrival in Australia brings out the redheads and One Direction fans

では、なぜ赤毛が差別されるのか。

自分も知らなかったが、以下のサイトによると、赤毛の者は皮膚のメラニン色素が少ないため、一般的な白人と比べて皮膚の色が薄く顔色が青白い傾向にあり、これが元となって昔からイギリスでは、「赤毛は体質的に虚弱で、遺伝的に劣る人間」といった偏見と差別が根付いているようだ。

赤毛はなぜ差別?映画や小説キャラへの理解が深まる豆知識!

王室であるハリー王子でさえ、赤毛ということで、学校ではいじめられていたようだ。
実際、シャーロット王女が赤毛かどうかは明らかになっていないが、上の記事によると、遺伝的には52%の確立で、赤毛の子供が生まれる可能性があるらしい。

まぁ、我々日本人からすると、赤毛に対しては何の感情も抱かないというのがほとんどだと思うので、どっちでもいいんだけど。
さらに、どうでもいいけど、今回、キャサリン妃が日帰り出産したというのが、日本では結構大きく取り上げられているようだが、本当にこれはこっちでは普通のこと。

ちなみに、うちの相方は二人共、無料のNHSにて、帝王切開で産んだのだけど、(確か)2日で退院。

NHSでは、スタッフがほとんど面倒見てくれず、さらに夫である自分が病院に滞在できるのは、夜10時までで、その後は相方が自力で全てこなさないといけない。
(産んだその日以外、夜中にあやしたり母乳あげるのはもちろん、傷口抑えてトイレやシャワーも全て自力)

さらに、病院食はクソマズイ(自分も食べたけど、本当に不味い)。
なので、NHSはタダだからなるべく皆がサービスを受けれるように早期退院させるというより、病院にいるより、とっとと家に帰って家族のサポート受けた方がいいわ!というのが、実際のところ*笑

ただ、退院後、自宅にミッドワイフ(助産師)が様子を見に来てくれるし、帝王切開後の抜糸も自宅でやってしまうので、早期退院しても特に支障はない。
(ハサミでばちんと切って、するーっと糸を抜くだけ*笑)

なので、下のような記事が出てくる事自体、違和感があるのだけど、まぁ、それもお国が違えば、の典型なのかもしれない。

キャサリン妃「日帰り出産」 日本からのご意見にお答えします
と、色々書いてしまったが、とにかく・・・

ウィリアム王子、キャサリン妃、ご出産おめでとうございます。

Listening to “+ – (Deluxe)” by MEW
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