ペンキ職人が4000ポンドの罰金を課せられることになった暴挙とは
本日のMETRO(第144回)。
イギリスといえば、DIY(Do It Yourself、日本でいうところの日曜大工)。
こちらは日本と違って、家が木造ではないので、家の価値が下がらないどころか、部屋を付け足したり、内装を変えたりして、家の価値を高めるのが基本。
それをいちいち人に頼んでいたらお金がかかって仕方がないので、専門資格のいる電気周り以外は自分でやる人が多い。
そして、その初歩がペンキ塗りである。
しかし、今回、プロのペンキ職人があることをやらかしたので、4000ポンド(今のレートで、70万円弱)もの罰金を課せられることになった。
‘Reckless’ painter snapped working from ladder balanced on top of van fined £4,000
で、一体何をやらかしたかというと、建物の外側のペンキ塗りを依頼されたのだが、現場に行ってみたら思ったより高くて届かないので、運転してきたバンの屋根からはしごをかけ、一人が下で抑えて、一人がはしごを登ってペンキを塗るという暴挙に出たのである。
しかも、車通りの多い道沿いで、バス停の近くという、極めて危険な場所で、である。
上の記事の写真を見てもらえば、一目瞭然なのだが、まぁ、普通は危なくてやらんよなぁ。。
一応、規制があるらしく、さすがにこれは違反ということなのだが、普通だったら、偶然警察が通らない限り、バレることはない。
が、今回、たまたま通りがかった通行人が写真を撮ったことで、それが決定的証拠となってしまった模様。
ちなみに、自分は以前、この写真より更に高いところを、写真の倍くらいあるハシゴを使って、ペンキ塗りしている人をみかけたことがある。
(その時にも写真撮ったろかと思ったような)
確か、その時も、下でハシゴを抑えている人がいて(さすがにバンの上ではなかったが)、いや、それ、あんまり意味ないでしょ・・と思った記憶があるのだが、やはり、皆このくらいは結構やってるのかもしれない。
とにかく、日本ではあまり考えられないような暴挙に出る人が、こっちではやたらいるので、何か仕事を頼むにしても、見張ってないと何をしでかすか分からない。
やれやれである。
Listening to “Hesitation Marks” by Nine Inch Nails
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