ロンドンで一番値段が高い住所は?

早いもので今日から5月。本日のMETRO(第142回)。

こちらの住所には、だいたい決まった名前が後ろについてくる。

よく聞く名前だと、なんとかRoadとか、なんとかStreetとかいった感じだ。

今回、とある不動産屋の調査の結果、ロンドンで不動産価格が高い住所名のランキングが発表された。

スポンサーリンク

APRIL 2014 – A SEXY ADDRESS CAN ADD 40% TO THE VALUE OF A HOME

(Wetherell)
(今回は小さな記事だったので、Webサイトで該当記事を見つけられなかったのだが、情報ソースの不動産屋のサイトの記事を掲載)

ロンドンの不動産価格が年々上昇し、かなりバブリーな感じになっていることは、このブログでも幾度と無く取り上げてきたのでここであえて言うまでもないだろう。

今回はその中でも、特に高いエリアの1つであるMayfairという地区にあるWetherellという不動産屋の調査結果である。
その気になる結果は、「Crescent」が、1平方フィート(約0.3平方メートル)あたりの価格が最も高く、平均価格2,103ポンド(今の為替で、約36万強)で、Sexist Addressに輝いた。

一体どこのCrescentが高いのかというと、BelgrviaのWiton Crescent、KnightsbridgeにあるHans Crescent、そしてSouth KensingtonのPelham Crescentといったあたりらしい。

最近、Wilton Crescentの家が3200万ポンドで売れたということだが、日本円にすると、今の為替で、約55億3千万円と、どこぞの富豪かセレブしか買えないような金額である。
どうでもいいが、Wilton Crescentは、我らがウィンブルドンにも存在する。
(こっちはあまり、三日月っぽくないけど)

そして、こちらもConservation Area(保護地区)に指定されており、古くてでかい家がずらりと並んでいて、億超えの物件が目白押しの地域だったりする。

さらにどうでもいい豆知識として、通常イギリスの通りの標識は白地に黒文字だが、このConservation Areaに指定されている通りの標識は青地に白文字になっているので、ひと目で分かる。
で、話を元に戻すと、2位が「Square」で、3位が「Mews」らしい。

CrescentやSquareは割りと耳にするが、Mewsは初めて聞くな。
尚、その後に、Row、Place、Gate、Terrace、Walk、Gardens、Avenue、Street、Court、Grove、Roadと続いている。

なんとなく、Avenue、StreetやRoadなど、ありがちな通りの名前が後ろの方に来ているように見えるが、数が多い分、平均すると値段が下がってため、そうなっているのではないかと思う。

それで、上位に来ている通りの名前が、やたら高いエリアにたまたまあっただけで、そこが平均価格をぐっと押し上げているだけのような気もしなくはない。

なので、正直、どうでもいいランキングなのだが*笑、ふと目についたので取り上げてみた。
Daily Mailにも同様の記事があって、該当エリアの写真が沢山載っていたので、最後に、こちらもリンクを貼っておく。
興味のある方はロンドンの街並みをご堪能あれ。

Location location NAME? New research shows why homes located in crescents, squares and mews fetch higher prices than those in streets, courts and roads (Daily Mail)

Listening to “9 Dead Alive” by Rodrigo y Gabriela
B00IMKDYSU

スポンサーリンク