イギリス人の若者の学力が最低レベルの模様。一方の日本人は?

今日から急激に冷え込んできて、いよいよ本格的に秋に突入ですな。
というわけで、本日のMETRO(第124回)。

今日はイギリス人の学力についての話。

イギリス人の若者(16歳から25歳)の読み書きそろばん能力が、先進国の中でも最低レベルにあることが、最近発表された調査結果で明らかになったらしい。

そして、気になる我らが日本の結果はというと、2位のフィンランドをぶっちぎって、堂々のトップだったようである。

スポンサーリンク

Young Britons ‘among least literate and numerate in developed world’

(ペーパーのタイトルは「A quarter of Britons have maths skills of a 10yr-old」)

この調査、読み書きや算術能力、そしてITによる問題解決能力が仕事にどう活かされるかを調査するために、経済協力開発機構(OECD)によって、その加盟国およびパートナーの24カ国の16歳から65歳の合計16万6千人を対象に実施された。

記事によると、イングランドの16歳から25歳の若者の読み書き能力が対象24カ国のうち22番目、そして算術能力については21番目という不名誉な結果になってしまったらしい。

そして、イギリスの4分の1にあたる約850万人の大人は、10歳の子供が持つ算術能力レベルしか持ち合わせていないという。。

大丈夫か、イギリス・・・
尚、若者世代でいうと、韓国の追い上げがすさまじいらしく、55歳から64歳の世代ではワーストレベルなのに、この世代は日本についで2番目まで順位を押し上げているらようだ。

日本について言うと、若者世代から60代までほぼ全ての世代でトップを独占するという素晴らしい結果を収めている。

ほぼ、と言ったのは、唯一、25歳から34歳の世代で、算術能力についてフィンランドにトップを譲っている模様。
細かい各国の結果は、以下の経済協力開発機構のページの下の方にあるグラフで確認することができるので、興味のある方は是非。
(Compare countriesをクリックして、見たい国を選択すると色が変わる)

Boosting skills essential for tackling joblessness and improving well-being, says OECD | OECD

あと、以下の動画で、サマリが見れるので、リスニング勉強がてら、こちらも是非。
(3分ほどなのですぐ終わります)


ちなみに、この結果で言うと、ぶっちぎりで最下位争いしているのが、イタリアとスペイン。

まぁ、なんとなく勉強してなさそうで、分かる気がするな*笑

この2国、ほとんど経済傾いてるし、やはり、こういうのを見ると、教育って大事なんだなと思う。
とにかく、不名誉な結果に終わったイギリスでは、最近、学校教育の強化が叫ばれているが、一部のプライベートを除くと、確かにあまりレベルは高くないような気がする。

今Gabyが通っている学校は、割と教育に力を入れているっぽく、見ている感じ、ちゃんとしてそうなので(宿題多くて、結構大変だけど・・)、安心だけど、後はついていけるようにサポートしないとなと思う次第である。
(特にまだちゃんと英語がしゃべれないので)
ちなみに、明日Gabyのレセプションで、フォニックス(単語の読み方、発音の勉強)の授業を見学できるみたいなので、相方が行ってくる予定。

結果はまたブログ(メインの方)で報告しようかと思うので、お楽しみに。

Listening to “Deserters” by Rachel Zeffira
B009A10HAI

スポンサーリンク