イギリス人は皆病欠?
本日のMETRO(第134回)。
今日は、イギリスの職場における病欠の話。
経験的に、イギリスでは、日本に比べて、病欠の数が多いような気がする。
今回の調査で、イギリスの職場で、どういう理由で、どのぐらい病欠が取られているのかが明らかになった。
Workers ‘spend almost year-and-a-half of career on sick leave’
(ペーパーのタイトルは「Workers go sick for a year during career」)
記事によると、45年間のキャリアの中で平均360日もの病欠を取っていることが調査の結果判明した。
1年のうち、営業日がだいたい252日だから、生涯で、合計約1年半程度の病欠となる。
病欠の理由のトップ5は以下の通りである。
- ストレス/うつ
- 腰痛
- ひどい片頭痛
- 耳の感染症
- インフルエンザ
うーん、なんとなく、分かるなぁ。。
マネージャとしては、それがどんなに仮病くさくても、何も言えない。
「お大事に」というしかないのである。
ただ、結局、こういうのって信頼関係で成り立っているので、そこに疑問を持つこと自体、よろしくない。
逆に日本では、周りの目を気にして、がんばっちゃう人が多いので、余計症状が悪化し、体を壊すケースが多いのではないかと思う。
「相互監視社会」とはよく言ったもので、本当にこれが日本の職場環境のガンなのではないだろうか。
特に無駄なサービス残業なんて、その最たるものだと思う。
ほんと、健康が一番、ですよ。
Listening to “Silfra” by Hahn Hauschka
最近のコメント