ロンドン市長ボリス・ジョンソンが中国でやらかしている件

今日は特別に2連ちゃん。

本日のMETRO(第127回)。

今回はロンドン市長であるボリス・ジョンソン(Boris Johnson)が中国出張した件について。

ボリス・ジョンソンと言えば、あの独特の風貌とトークで色々と世間を騒がせ、メディアの注目を浴びることが多い。

それで、現在、中国人によるロンドンにおける事業促進を目的とした中国ツアーを敢行しているようだが、ここでもまたやらかしているようである。

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Boris Johnson mobbed by students during trade visit to China

(ペーパーのタイトルは「Boris’s ‘lazy Brits’ blast」)

今回、ロンドンの事業促進の一環で、初の中国語のオフィシャルWebサイトを開設したこともあり、その宣伝も兼ねているようで、中国各地でロンドンをアピールしているようだ。

上の記事には書いてないようだが、ペーパーの方には、中国人のような素晴らしい勤労精神(つまり良く働く)を持ったものには多くのチャンスがロンドンにはあるというような発言をし、暗にイギリス人はあまり働かないということをほのめかしていたようなことが書かれていた。
(Webとペーパーでタイトルが全く違うのはそのため)

これに対して、労働党のロンドン議会メンバの一人は、「彼はイギリスをアピールすべきなのに、逆にイギリス人が怠け者だということを中国でアピールしている。自分が中国人の起業家でロンドンでの起業を考えていたなら、これを聞いて考え直すだろう」と非難している。

まぁ、ごもっとも。
そんなことは全く考えていなさそうなボリスは、中国人の学生に対して、ロンドンには素晴らしい天気とフランス・レストランと共産主義バイク(ボリスが始めたロンドン市内にある有料の共同利用自転車で通称ボリス・バイクのこと。中国の共産主義とかけているのだろう)があると冗談を飛ばしていたらしい。

やれやれである。。

ボリス自身、こういうキャラクターなので、良い悪いは別にして、一般人に対してのウケは良く、とりあえず存在はアピールできたのではないかと思う。
(ヘアスタイルの存在感、憎めないキャラ的に、小泉前首相みたいな感じ?)
ちなみに、ロンドンと北京は、今回、科学と技術の分野において都市間の関係を促進する相互協定を結んだらしい。

こういうニュースを読んでいると、いまや(というか大分前からだけど)アジアの重要拠点は完全に中国になってしまったなとつくづく思う。

まぁ、ロンドンでお金を落としていくのは中国人だし、でっかいビルや土地を買って投資しまくっているのも中国人だし、この辺は仕方ないんだけど。

Listening to “Jack Johnson & Friends: Best of Kokua Festival” by Jack Johnson
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