イギリスの不動産価格がリーマンショック前のピーク時に近づいている模様

本日のMETRO(第73回)。

Hometrack: Demand sends house prices back to pre-crash peak
(ペーパーのタイトルは「Demand sends house prices back to peak」)

今日は一面記事。

最近のHometrackという不動産マーケットの分析会社が実施した調査によると、イギリスの、特にロンドンの不動産価格が年々上昇し、2007年のリーマンショック前のピーク時の水準に戻ってきているらしい。

記事によると、クレジット・クランチ(Credit crunch)後に厳しくなった住宅ローンの借り入れが規制緩和され、ローンを組みやすくなったことと、マーケットに出ている物件が不足していることで、ほぼ言い値でバイヤーが購入するという、売り手市場となっており、価格が上昇傾向にあるようだ。

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ロンドン以外では、オックスフォード州やケンブリッジ州で次に価格上昇率が高く、イギリスの北東部で唯一価格の下落が見られたとのこと。

ただ、購入者のほとんどが既に物件を持っていて、持ち家からの買い替え(trading up from existing properties)らしく、住宅ローンが組みやすくなったといっても、多少の資本はやはり必要のようだ。

大きな問題としては、今後金利が上昇していくことだが、短期的にはそれほど上がらないというのが専門家の見方のようだ。

ちなみに、イングランドとウェールズ地域における新築物件の一般的な価格は、2007年から比較して12パーセントも上昇し、233,822ポンド(今のレートで、3500万円強)となっているらしい。

少し前にこのブログ(「イギリスでマイホーム購入資金を貯めるのになんぼかかんねんという話」参照)でも書いたが、ピークに達しようが達しまいが、この辺で家を買うのは価格的に無理なので*笑、買うならロンドン郊外に移るしかない。

ただ、正直、今は家を買うタイミングではないかなぁと思っている。

じゃあ、いつがそのタイミング?と聞かれても困るのだが、なんとなく「」じゃないかなと。

なんでも、そうだが、やはり物事にはタイミングというのがあって、何か明確な根拠とかがあるわけではないのだが、「うーん、今かな」という時に動くと、割りに後悔しないような気がする。
(その結果がどうであろうと)

なので、相方は(子育て的に庭が)欲しい欲しいと言っているが、待ったをかけているのが現状である。

まぁ、単に色々面倒くさそうだなというのも、少しなくはないのだが*笑

Listening to “Moving Up Country” by James Yorkston
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