ロンドン・バスで現金払いができなくなる?

本日のMETRO(第69回)。

Cash payments on London buses could be phased out this year
(ペーパーのタイトルは「The No.72 bus… will no longer accept cash」)

今日の一面は、昨日から騒ぎになっているボストン・マラソンでの爆発事件で、今週末に控えたロンドン・マラソンの警備体制の緊急レビューが実施されているというようなことが書いてあったが、まぁ、あちこちで色々記事になっていると思うので、特にここでは取り上げない。
(大丈夫かなロンドン・マラソン。観に来る人減りそうな気がするけど・・)
で、今日は20ページ目に掲載されていたマイナー・ネタ。

なんでも、ロンドン市内を走っているバスで、ニコニコ現金払いの廃止が検討されているらしい。

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記事によると、現在1パーセントの人しか現金で支払いしてないらしく、ほとんどの人がオイスターカード(日本で言うスイカとかイコカみたいなもん。今はもっと別のもんがあるのかもしれんが、自分が日本にいた時はスイカが主流だったので・・)持ってる(現金で払うとかなり割高になる)ので、別に問題ないんじゃないの?という気もするが、懸念事項もあるようだ。

一つはわけが分かってない旅行者が混乱すること。

で、もう一つは、ナイトバスで現金しか持ってない場合にどうするかということ。

前者はまだなんとかなりそうな気もするが、後者は確かに、夜中にバス乗れず、歩くしかなくなったら危ない。

なので、特例措置としての現金払いについては認めるべきという声もあるようだ。
いずれにせよ、ロンドン来る人は、オイスターカードはまずゲットすることをお勧めする。

最初、デポジット(5ポンドだっけ?)を払う必要があるが、何回かバスや電車、チューブに乗るのであれば、普通にチケット買うよりは割安になるので損にはならないし、絶対その方が色々とスムーズに事が運ぶし、ストレスにならないはず。
ちなみに、オイスターカード、結構色々複雑な計算をしていて、その日に何度も電車やバスに乗っている場合、普通にチケット買うより、割安になるように引き落とされる額のリミットをかけたりしている。

で、イギリスのくせに(失礼)、よくこんな複雑な計算しているのに、割と問題起こらないなと思ったことがあるのだが、噂によると、某日系企業がこのシステムを開発・運用しているらしく、なるほどそれでかと納得した*笑

まぁ、でも、改札でオイスターカードをタッチしてからゲートが開くまでの反応速度は日本に比べて遅いなと思う。

日本だと、タッチした瞬間すかさず開く感じだが、こっちだと、一瞬間があり、微妙に一呼吸置いてから進まないといけない。

なので、この自動改札機の方は英系か、大陸のどこかの会社なのではないかと勘繰ってしまう*笑

恐らく、こういった微妙な差だが、パフォーマンスを改善するために、日本のエンジニアは日夜苦労しているのではないかと、同じシステム屋として想像してみたりする。

そして、そのこだわりこそが日本製品の品質を支えているのだと思うが、果たしてどこまでこだわるべきか、そんなにがんばる必要あるのかと言われると、正直よく分からない。
と、最後は全然関係ない仕事論のような話になってしまったが*笑、なぜ、ペーパーのタイトルで「No. 72 bus」となっているのかピンとくる人がいたら、教えてください。。

Listening to “Been Listening” by Johnny Flynn
B0041X91EI

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