次はカトリック教会最高位?またもイギリスでセクハラ問題勃発

本日のMETRO(第47回)。

Cardinal Keith O’Brien to face Vatican inquiry after apologising for ‘sexual conduct’
(ペーパーのタイトルは「Cardinal sins」。「cardinal」は、「枢機卿」を意味するが、「cardinal sin」で「大罪」という意味になる。)

最近、このネタ多い気がするが、今度は、イギリス・カトリック教会最高位であるキース・オブライエン枢機卿Cardinal Keith O’Brien)にセクハラ(かつ、パワハラ?)疑惑が持ち上がり、追及を逃れるため、国外逃亡していたらしいが、ついに事実を認めたというニュース。

このオブライエン枢機卿は、スコットランドのエディンバラ大司教を既に辞任しており、今後、聖職者としての活動は一切しないと引退を表明している。

今回の事件について、神学校の学生や、同僚の司祭など、何人か被害者がいるようだが、そのうちの一人は、1980年、まだ学生だった頃に被害を受けた模様。
(しかし、また、えらい昔の話だな。。)

そして、被害者は全て男性である。

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そもそも、カトリック自体、基本的に独身者の男性のみ司祭職につけるらしく、思いっきり男性社会なので、セクハラの相手としては、自然と男性になってしまうのかもしれない。

まぁ、自分とは縁遠い世界なので、中がどういう風になっているのか皆目見当もつかないし、正直、あまりコメントはできないけど。

ちなみに、以下のThe Guardianの記事によると、オブライエン枢機卿自身、同性愛や同性婚などに対して、かなり激しく(そんなもん、反吐が出るわ!的な)批判をしていたらしいのだが、それでこれですか、という今回のニュース。

Cardinal O’Brien’s confession turns spotlight on Scottish Catholic church (from The Guardian)

なんか、色々と歪んでるなぁと。。

で、冒頭言ったように、最近、議員のセクハラ問題や、元BBCの人気キャスターの性的児童虐待問題やら、よくこの手の記事を目にするなぁと思っていたら(まぁ、ネタ元がMetroなんで、この手の話題が多いという話もあるが*笑)、関連記事に、実はこのオブライエン枢機卿と、去年性的児童虐待で大ニュースになった故ジミー・サビル(Jimmy Savile)氏が、実はマブダチ?だったというニュースが。。。

ほんと、掘れば掘るほど、芋づる式に何かが出てきているような、そんな最近のイギリスである。

Listening to “Inni” by Sigur Ros
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