バークレイズの幹部がこっそり、がっつり儲けてる件

本日のMETRO(第57回)。

The £40million budget day giveaway… to nine banking bosses
(ペーパーのタイトルは「The £40m budget day giveaway… to nine banking bosses」)

昨日、2013年度の予算が発表されたのだが、その裏でこっそりと、バークレイズのトップである、リッチ・リッチー(Rich Ricci)氏が、ボーナスとインセンティヴ・スキームでゲットした570万株の自社株を売っ払って、1760万ポンド(今のレートで、25億4千万円弱)を手にしていたという、もうどこから叩けばいいのか分からないくらい、突っ込みどころ満載のニュース。

まず、バークレイズと言えば、去年、不正に金利操作をしていたということで、金融業界全体に余波が及び、一時期かなり大騒ぎになっていたのが記憶に新しい。

それで、最終的にバークレイズは2億9千万ポンドの罰金を払わされ、一応アピールとして、トップのリッチー氏もその年のボーナスを返上した。

が、記事によると、実は、150万ポンド(今のレートで2億1600万円くらい)相当の給料はしっかりもらっていたようだ。

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そもそも、この時点で、(何もなかったとしても)給料の額がありえないのだが、そんなことをしでかした翌年に、こんな巨額の報酬をもらえるって、どうなってんの金融業界という話である。(今に始まったことではないが)

そして、それを目立たないように、2013年度の予算発表の日にぶつけてくるしたたかさ。

いや、たまたまなんすよ、うちら2ヶ月前に既にこの日って決めてたんすよ、と言い訳しているようだが、狙ってやったとしか思えない。

で、このリッチー氏がさらに批判を浴びているのが、先日のチェルトナム競馬場で行われたチェルトナム・フェスティバル(Cheltenham Festival)に自分の馬を出走させたのだが、その馬の名前が、「Fatcatinthehat」(つまり、Fat cat in the hat)。

Fat cat」とは「大金持ち」的な意味。

そして、上のMetroの記事には、リッチー氏が帽子をかぶっている写真が載っている。

もはや、喧嘩を売っているとしか思えませんな*笑

さらに、極めつけが、彼の名前。

既にお気付きだと思うが、リッチ・リッチーって・・・

まんまやん・・*笑

ほんと、お金って何なんでしょうかね。。。

Listening to “Hummingbird” by Local Natives
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