牛肉と書いてあるのに実は馬肉100%だった

本日のMETRO(第35回)。

Second emergency horse meat summit to be held as Tesco withdraws spaghetti meals
(ペーパーのタイトルは「Tesco ‘bolog-neighs’ is found to be 60% horse」)

本日の一面は、タクシーの事故で、1歳の子供を残し、残り全員が亡くなったという悲しい記事だったのだが、想像するだけで色々と辛いので、別の記事をチョイス。

お題は先月から世間を騒がしている馬肉事件について。

経緯は以下のタイムラインの記事を読めばだいたい分かるのだが、この一連の騒ぎ、Tescoなどの大手スーパーで売られているハンバーガーから馬肉が検出されたことから始まる。

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Timeline: How the horse meat burger scandal unfolded

で、色々調査をしていったところ、複数のスーパーにて、牛肉100%を謳っているにも関わらず、一部の商品から30%から、ひどい場合、100%の馬肉が検出されたというとんでもない事実が発覚し、世間を驚かせている。

特に、こちらでは日本と違って馬肉を食べる習慣(まぁ、日本も一部だけだけど)がない、どころか、馬を食べるなんてとんでもねぇ!という感じなので、それがさらにこの事実をショッキングなものにしている。

そして、さらに今週、追い討ちをかけるように、TescoのEveryday Value というラインナップ的には一番安いラインのボロネーゼに馬肉が60%も混入していることが発覚。
その商品を供給しているのはフランスの会社なのだが、そこに肉を提供しているルーマニアの食肉処理場に疑惑が持ち上がっている。

当然ながら、Tescoはこの商品を全て回収し、そのフランスのサプライヤーとの取引を中止したのだが、そのサプライヤー自身も、さらに肉を供給した業者を訴える模様。

しかし、これは氷山の一角で、実は業界的に馬肉の流用が横行している可能性もあり、実際、北アイルランドで7万頭もの馬が行方不明となっており、不正に食肉業者に売却されたのではないかというレポートも入っているようだ。

もう、なんだか。。。

しかし、馬肉100%ともなると、さすがに気付きそうなもんだが、あれだけ味付け濃くしてあれば、分からないものなのだろうか。

と、書いて、以前一度相方が牛と間違えてラムを買ってきて(こちらではスーパーに牛、豚、鶏と並んでラムが普通に置いてある)、それで気付かずにコロッケを作ってしまい、自分が食べた時点で、「ん?これ何?牛?ラムじゃね?」と言って、相方がラベルをチェックしたら、本当にラムだったという事件を思い出した*笑

でも、それが馬肉だったら・・・果たして自分は判別できるだろうか。。(どうでもいい)

Listening to “Hummingbird” by Local Natives
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