BBC炎上、ベビーブーム

若干紛らわしいタイトルだが、本日のMETRO(第10回)。

Politicians slam ‘unjustifiable’ George Entwistle payout as BBC urged to act
(ペーパーのタイトルは「BBC row: A plea for the real victims」)

ちょっと前からBBCが色々と祭りになっている。
発端は昨年亡くなったBBCの元人気司会者Jimmy Savileが、実は児童性的虐待(推定被害者300人)を長年に渡って繰り返していたという衝撃的な内容のドキュメンタリ番組。

この番組は今年10月にITVにて放送されたのだが、元々はBBCのNewsnightという番組のために調査されていた内容で、BBCのえらい人がその放送をストップさせ、その調査をやっていた人がITVにネタを持ち込んだらしい。

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それで、その放送をストップさせただけでなく、長い間、Jimmyの犯罪の事実を知りながら黙認してきたBBCの隠蔽体質が激しく非難されており(どっかで聞いた話だな・・)、さらにその性的虐待に加担していた容疑で別の人がつかまったりと、混迷を極めている。

そんな中、先週土曜日にBBCトップのGeorge Entwistleが辞任を表明したのだが、トップに就任してたった54日しか経っていないにも関わらず自身の年収相当の45万ポンド(日本円で今のレートでだいたい5700万円弱)を受け取ることになっていることが発覚したというのが本日の記事。(法的には6か月分の給与受け取り資格しかないらしい。それでもすごい額だけど。)

きっと「年収分報酬あげるから、ここは事態を収束させるために辞任してくんない?」とか何とか言われたのかもしれないが、収束させるどころか、まさに火に油を注いだ状態になっている。。

この収拾の付かない状態、まさに「炎上」という言葉がふさわしいのではないかと思うが、果たして、一体どういう形で落とし前をつけるのだろうか。

ここで女の子の親として見逃せないのが、小さい頃(といっても小中学生)に性的虐待を受けたほとんどの子供が、それを誰にも言えずに大人になっていくという事実。

気を付けようにも、さすがに四六時中一緒にいるわけにはいかないし、こういう事件を目にすると、心配になってしまうのだが、親としてできることは、どんな些細なサインも見逃さないように、普段からコミュニケーションを十分に心がけることぐらいかもしれない。

ただ、うちのGabyは、何かあっても性格的に黙っちゃうタイプな気がするので、若干心配だが。。

これで終わると、少々気分が悪いので、もう一つ。

‘Biggest baby boom since 1970s’ as midwife cash is cut
(ペーパーのタイトルは「Biggest baby boom since 70s as midwife cash is cut」)

UKで、なんと1970年代以来のベビーブーム到来中というニュース。

記事によると、Englandだけで、今年70万人以上の子供が生まれるという計算らしい。
で、生まれてくる子供に対して、受け入れる病院側の人手が足りてないらしく、上のリンク先の写真に写っている方々は、oncology department(がん科)から派遣されてきたナースらしい。

そんなんで大丈夫っすか。。。

いやぁ、確かに周り見渡しても子供やたら多い。
週末どこへ出かけても、子供ばっかり。
ちなみに今住んでいるウィンブルドン周辺は、学校などの子供を育てる環境が良いらしく、特に子供率が高いらしい。
(最近Gabyが行きだしたナーサリーのママ会で相方が入手してきた情報)

対する日本はどうか。
軽く調べたところ、以下のレポートによると、2010(平成22)年の出生数が、107万1,304人らしい。
(なぜ、この手のレポートはことごとくPDFなのか。普通にHTMLにしてくれ)

第2章 出生率等の現状 – 内閣府

参考までに、上の70万人という数字はEnglandで、書いてあったので、Englandと日本の人口を比較してみると・・・

日本の人口:128,057,352人(2011年国勢調査)

Englandの人口:53,013,000人(2010年国勢調査)

ざっくり計算すると、人口の比率が以下のようになる。(調査年が違うが、1年なのでたいした影響はないはず)

日本の人口:Englandの人口 ≒ 1億2800万人:5300万人 = 2.56:1

で、出生数の比率が以下のようになる。(こちらも調査年が違うが、そんなに変わらないと思うので無視)

日本の出生数:Englandの出生数≒107万人:70万人=1.53:1

いやぁ、もう明らかに違いますな。。

この数字だけ見ても、日本大丈夫かと思えてくるが、全体的に少子化の方向に向かっているヨーロッパ(特にドイツ)の中で、イギリスで今更ベビーブームが起きているのは、手厚いベネフィットを狙って移民がガンガン入ってきて、ガンガン産んでいるからというのが大きいと思う。

特にシングルマザーは手厚く、結婚せずに、3,4人産めば、市内で大きなフラットに住めるらしい。。
(なので、わざとシングルマザーになる人が多いという・・)

最近になって移民を制限する方向に政策がかなり傾いてきて、VISAの取得も年々難しくなってきて、さらに、来年からはChild Benefitも一部制限されるなど、年々厳しくなってきており、政府の、「いや、もうおなかいっぱいっす。勘弁してください*涙」という声が聞こえてきそうである。

とまぁ、少々やりすぎた感のあるイギリスだが、将来の労働力を確保するという意味では、悪い話ではない。
何より、やはり子供は元気でいい。エネルギーをもらえる。(相方は大分吸い取られているが・・)

この結果がイギリスに何をもたらすのか、それはGabyやRayが大人になる頃に分かると思う。

その頃まだ自分達がイギリスにいるのかどうかは分からないけど。

Listening to “XFM top 1000 of all time” on Spotify

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