fujirockers.orgにインタビューされた件

(注: この記事は2013年6月に旧ブログから移植した記事です)

今風(?)のタイトルにしてみた*笑
(なんか最近この手のタイトルをよく見かけるので・・)

世間(つか日本)ではフジロックで盛り上がりを見せる中、イギリスでは徐々に涼しくなってきて(今日はちょいと蒸し暑かったけど)、あちこちで「もう夏終わったよね」という声が聞こえ始め*笑、残り少ない夏をエンジョイするべく、昨日はグラスト・アフター・たこ焼きパーティーを開催し、録画したBBCのグラスト中継を肴にたこ焼きを食べまくり、久しぶりに大分飲んだくれてしまった。

と、そんなことはどうでもいいが、先月行ったグラストで、2年前のグラストで知り合ったfujirockers.orgの方と再会を果たし、今回は子連れフェス参戦についてインタビューしたいということだったので、まぁあんまり参考にならんかもしれないけど、とりあえずということで、インタビューを受けてみた。

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一応記事になったみたいなので、興味のある方はこちらを。(写真付き)

子連れでグラスト! ~体験談インタビュー~

で、子連れ関連で一つ言い忘れたエピソードを。
以前の記事にも書いたが、今年のグラスト、水曜早朝に出たにも関わらず、ゲートくぐるのに駐車場から5時間くらい並ぶハメになったのだが、2時間くらい並んだところで、途中から子連れだというのを理由に割り込もうとしている母親集団がいた。
列を仕切っていた黒人のおっさんに「こんな小さい子供いるし、先に入れて欲しいんですけど」みたいなことを言って必死にねばっている。

ちょうど自分達の前だったので、「おいおい、こっちはもう2時間も並んでやっとここまで来とんねん。そんなヤクザ割り込み通してもうたら、うちらの2時間どないしてくれんねん!」などと思いつつ、その成り行きを見守る。周りの人も気になるらしく、興味深く見守っている。(恐らく皆「おいおい、冗談じゃねーぞ」と思ってたはず*笑)

しばらくやり取りがあった後に、そのおっさんが、うちらを指差して何やら言っている。

どうも、「いや、あそこのファミリーだって、かなり並んでやっとあそこまで来たんだから、ちゃんと列の後ろに並んでください」的なことを言ったらしく、その後、しばらく駄々をこねて粘っていたが、結局すごすごと列の最後尾の方へ歩き出した。

いや、当然でしょう。

そして、あの、おっさんがうちらの気持ちを代弁してくれたようで、ちょっと気持ちよかった。

ナイス、おっさん!*笑

つか、あの行列を前に、並んでいる人達の冷たい視線を物ともせず、子供をダシに割り込もうとする根性がすごい。。

確かに子連れであの炎天下の中、何時間も並ぶのは正直かなり厳しかったし、小さなお子様連れの方は優先してご案内しております的なサービスがあると、確かにかなりうれしいのだが、それは主催者側があらかじめ決めて周知の上でやるならともかく(できれば来年お願いします*笑)、いきなり割り込まれたら、割り込まれた方としては、そら納得いきませんわな。
んで、何を言いたいかというと、こちらは基本的に子連れにはかなり親切な国なので、周りがかなり助けてくれる文化があり、それはそれで助けられる身になるとすごくありがたいのだが、それが一種の(子連れだからいいでしょ?的な)甘えを助長しているような気がしていて、なんだかなぁと。

別にえらそうなことを言うつもりはないのだが、簡単に言うと「ちっとは遠慮せぃ!」ということを言いたかったわけで*笑

あと、そんな甘甘な気持ちで小さい子供連れてフェスなんか参加すんじゃねぇ!こちとらそれなりの覚悟と準備の基(と言っても、たいしたことないんだけど)、参加しとんじゃい!と。

助けられる側も助けられる側の美学(というほど大げさなものではないが)というものがあるでしょうと。

こういうことを考える辺り、やはり自分は日本人なのだろう。

ただ、(これはあくまで私見だが)逆に日本(特に東京?)は、助けられ慣れていないのか、国民性なのか、極度に遠慮しすぎてしまい、そのせいか、助ける側もまた躊躇してしまい、心情的には助けたいのに気持ちよく助けられないという悪循環を生んでいるような気がする。

要は何事もバランスが大事だなと。(雑なまとめですんません*笑)

簡単にインタビュー記事の紹介にするつもりだったのに、思いのほか長くなってしまった。。(悪い癖だ)

Listening to “Broken Bells” by Broken Bells
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