イギリス夏フェス情報 2008

(注: この記事は2013年に旧ブログから移植した記事です)

今年も夏フェスの季節がやってきた。

イギリスでは毎年夏、数え切れないくらいのフェスが開催されるが、その中でもメジャーなフェスが、グラストンベリー・フェスティバルGlastonbury Festival)、V フェスティバルV Festival)、そしてレディング・フェスティバルReading Festival)である。

分かりやすく言うと、グラストンベリーが、日本で言うフジロック、そしてVレディングサマソニ的な位置づけである。(実際、日本の両フェスは、イギリスのそれらを参考にして作られたようだ)

で、フェスの最大の醍醐味が何かと言うと、当然、開催前のラインナップ発表、そして、その発表前にラインナップを予想したり、あーだこーだ言ったり、タイムテーブルを見ながら、うーむここはどっちを見に行こうなんて考えることである。
それで、その気になる今年のラインナップだが、今のところ(噂も含めて)こんな感じである。

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グラストンベリー・フェスティバルGlastonbury Festival
Headliners: Kings of Leon, Jay-Z and The Verve
The others: Massive Attack, Elbow, Hot Chip, Fat Boy Slim, CSS and so on.

V フェスティバルV Festival
8/16
V STAGE – MUSE – STEREOPHONICS – THE KOOKS – MAXIMO PARK – ALANIS MORISSETTE – THE FUTUREHEADS
CHANNEL 4 STAGE – THE PRODIGY – THE PIGEON DETECTIVES – NEWTON FAULKNER – THE HOOSIERS – DUFFY – SHED SEVEN
JJB ARENA – IAN BROWN – THE POGUES – JAMIE T – THE TWANG – SUGABABES – DAVID JORDAN
8/17
V STAGE – THE VERVE – KINGS OF LEON – AMY WINEHOUSE – LENNY KRAVITZ – THE FEELING – GIRLS ALOUD – SQUEEZE – ONE REPUBLIC
CHANNEL 4 STAGE – KAISER CHIEFS – THE ZUTONS – THE VIEW – REVEREND AND THE MAKERS – SCOUTING FOR GIRLS – AMY MACDONALD – THE COURTEENERS – THE RIFLES
JJB ARENA – THE CHEMICAL BROTHERS – THE CHARLATANS – HOT CHIP – TRAVIS – ROBYN

レディング・フェスティバルReading Festival
8/22(Reading): Rage Against the Machine, Queens of the Stone Age, The Fratellis and so on.
8/23(Reading): Killers, Bloc Party, The Raconteurs and so on.
8/24(Reading): Metallica, Tenacious D, Slipknot and so on.

ちなみに、Vは既にチケットが発売されており、通常チケットは「即完」だったようだ。
と人事のように書いているが、実はちゃっかりM氏にお願いして、ゲットしてたりする。

ちょうど発売開始が金曜日だったので、仕事で忙しいということもあり、M氏にお願いしていたのだが、それでも苦戦し、通常チケットではなく、キャンプ付きのチケットをようやくゲットできたというのが実際のところだ。
お値段1枚150ポンドちょいと決して安くはないが、やっとMuseが観れるし、他にも楽しみなメンツが揃っているので、まぁよし。

どうでもいいが、MuseのMattが、NMEのインタビューの中で、「Vでは、お客さんの上に大きなUFOを飛ばせたいと思っている」という本気なのか冗談なのかよく分からないコメントをしていたが、個人的に結構本気なんじゃないかと思う*笑

レディングも既にチケットが発売されていて、以前の日記「よっしゃ!Rage Against The Machineが観れるぞ!!」で書いた通り、Rageの出る一日のみゲット。

3日目のTenacious Dはかなり観たいのだが、レディングを3日行くとなると、それなりの体力とお金が必要となってくるため、泣く泣く断念。(それにしても3日目は濃いメンツだ)
上記とは別に、毎年評判の良い、T In The Parkというスコットランドで開催されるフェスがあるのだが、こちらのラインナップがまた凄まじい。

Headliners: The Verve, Rage Against The Machine, REM
The others: Stereophonics, The Fratellis, Kings of Reon, The Kooks, Primal Scream and so on
詳細なラインナップはオフィシャルでチェックすべし。

かなり魅力的なメンツでスコットランド遠征も真剣に考えたのだが、気付いた時にはチケットは発売されていて、当然のごとく売り切れていた。。
と、こうしてラインナップを並べてみると、結構かぶっていることに気付く。

特にVerveKings of Leon。お前ら出すぎじゃねぇの?というくらいの荒稼ぎっぷり。
Verveに至ってはアメリカのCoachellaにも遠征し、日本のサマソニにも出演する模様)

こうしてみると、ラインナップ的にはグラストに魅力をそこまで感じないのだが、グラストの真の魅力はあの雰囲気(それがたとえ過酷な天候であったとしても)にあると思っているし、そして去年実際に行って、そう感じてきた者としては、やはり今年も「参戦」の2文字である。

今年のチケット争奪戦は予想に反して楽勝で取れてしまったのだが、とりあえず、楽しみである。

尚、今年のヘッドライナーの一人にJay-Zの名前が挙がっているが、実はこのグラストが開催される週末の6月29日(日)にLinkin Parkと一緒にThe National Bowlという郊外でギグをやることになっている。

Jay-Zのステージは恐らく前日の土曜日。

ということは、もしかしてもしかすると・・・

期待したい。

つか、金がもたん・・・

Listening to “Once Upon a Time in the West” by Hard-Fi
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