[Q & A] イングランド移住を実現させるために、考えられる方法

2020年のオリンピック、東京に決まりましたね。

本当におめでとうございます。

色々問題を抱えている日本ですが、これで「世界」の目を気にして、これまで以上に外に対して情報を発信せざるを得なくなったという意味では、すごく意義のあるオリンピック開催になると思います。

「外圧」に弱い日本にとっては、これ以上ない「変化」のきっかけになるはず。

そして、オリンピックが開催される2020年の頃には、もっと外に開かれて、オープンな国になっていると信じています。
(ちなみに、1982年から90年にかけて連載された大友先生の世界的に有名な漫画「アキラ」は、2020年の東京オリンピックの前年という舞台設定。本当に運命ですね。)
とえらそうなことを言いつつ、最近個人的に色々とあれで、正直、人の人生相談に答えている場合じゃないのですが、これはこれで周り巡って自身の人生を考えるきっかけにもなり、むしろそういう時こそ、積極的に自分以外のことを考えるのがいいと思う今日この頃。

そんなわけで、本日2つ目のQ & A。

今回のお題は、「イングランドへ移住するためには?」。

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<質問>

このたびは勝手な依頼にお付き合い頂き本当にありがとうございます。
イングランド在住のFumirockさんだからこそ、お聞きしたいと思った相談事があります。

内容はずばり、「イングランド移住を実現させるために、考えられる方法」。

自分はいま、イングランドへの移住、それも永住することを夢見ています。
目的は愛するチェルシーFCに近付いて生の情報を日本に届けることで、日本におけるチェルシーの扱いを変える。これに尽きます。
自分の過去のことを長く書きすぎてもご迷惑だと思うので割愛しますが、一度は全国版のサッカー誌の編集者をやっていました。中学生の頃から夢見ていた職業だけに信じられない日々でしたが、週末テレビで見たことを平日の会社に持ち帰り、それをあたかも現地で見てきたかのように書き綴ることに疑念を感じ、自ら辞めました。

こういう話をすると、どれだけ真剣かを疑われてしまうこともあるのですが、自分の人生は本当にチェルシーに捧げるつもりでいます。

永住を実現するために現在考えている手段は以下の通り。
1. 貯金する
2. 英語のベースアップ
3. 資金が貯まったら語学留学し、就活ができるくらいの英語力を養う。
4. 英語力が身についたらワーホリビザで2年間イングランドに住む。その間に語学留学で養った英語力を使ってひたすら就活し、なんとか就労ビザを出してくれるところを見つける。

と、このように挑戦する前から失敗の可能性ばかりが見えてしまうやり方に臨もうとしています。
Fumirockさんは日系企業に就職されたそうですが、永住権を得るために考えられる手段と、今からやっておくべき努力は何だと思いますか?

簡潔にするつもりがこんなに長くなってしまい、申し訳ありません。
いつでもお時間のある時で結構ですので、何かアドバイスを頂戴できたら嬉しいです。
今のイギリスにおいてどれだけ永住権を得ることが難しいか分かっているだけに、不安ばかりが先行中です…。

<回答>

私も実は高校時代サッカー部で、社会人でも趣味でフットサルをやっていて、それなりに海外の試合もテレビで見ていたのですが、なぜかこちらに来てからは一度もプレミア・リーグを生で観戦したことはありません。。
(いつでも観れるやというのと、なかなか機会に恵まれなかったこともあり)

それで、チェルシーのために、イングランドへ移住したいということですが、具体的に、こちらではどのようなお仕事をされたいのでしょうか?

永住権を取るには、いくつか方法はありますが、就労ビザを取得し、(今の法律では)5年間UK国内で働いた後に、永住権に切り替えるというのは、王道といえば王道です。

ただし、こちらで就労ビザを取得するためには、何か専門的なスキルが必要となります。

私が運良くこちらで職にありつけたのも、リーマンショック前だったというタイミングもありますが、日本でそれなりに経験を積んで、ある程度のスキルを身につけていたからだというのが大きいと思っています。

基本的にこちらでは、ポジションが空いたら、代わりを採用するというスタンスですので、即戦力が求められ、日本のように人材をじっくり育てようという空気はありません。

わざわざ就労ビザを発行してまで雇うとなると、なおさらです。

よって、今からやっておくべきこととしてアドバイスできるのは、イギリスで何をしたいのかを考え、そしてそのためのスキルを身につけ、そして経験を積んでおくことだと思います。

英語はできて当然と見られますので、プラスα何ができるかをアピールする必要があります。

もし、日本でやられていたようなサッカー誌関連でお仕事をされたいということであれば、こちらで発行されているサッカー誌を研究するなり、直接コンタクトを取ったりして、日本にいるうちから情報を収集し、何か職に結びつきそうなことがないか探っておくのもいいかもしれません。
それか、今の日本の既存のサッカーメディアに何が足りないか、売り込めそうなポイントはないかを分析しておくとか。

もしくは、自分でチェルシーブログを立ち上げ、英語と日本語両方で記事を書きつつ、存在をアピールしていくというのもやる価値はあると思います。
(こっち方面は全くの門外漢なので、適当なことを言っていますが・・)

あとは、編集系をやられていたということで、こちらの日系フリーペーパーの会社に「編集やってました」という経験で、とりあえずバイトとして雇ってもらって、その後あわよくばという選択肢もあるかもしれません。

ご存知の通り、現在、非EU圏の外国人がイギリスで就労する敷居は年々高くなってきており、現在永住権が取れる5年間という期間も、延長されるのでは?と毎年のように噂されています。

なので、できれば早めに行動を起こされることをお勧めします。
結局思ったとおりに進むことはまれなので、走りながら考えるくらいでちょうどいいかと思います。

たまに、こちらの生活が肌に合わないという方もいらっしゃいますし、まずは短期(1,2週間程度)で留学し、一度こちらで(お試し)生活してみるというのがいいのではないでしょうか。

恐らくその方が入ってくる情報量も全然違うと思いますし、それでまた見えてくることもあるかもしれません。

・・・と、あまり有効なアドバイスができず、すみません。。。

逆に余計に不安を感じてしまわれたかもしれませんが、メールを拝見しているとすごく強い意志が感じられますし、まだお若いので、やらないという選択肢はないかと思います。

是非、Hさんの中にあるコンパスの針が指し示す方向に正直に向かって進んでください。
そこに何が待っているのかは誰も分かりませんが、きっと後悔はしないはずです。
(少なくとも私は今まで常にそうしてきました)

イギリスにこられた暁には、是非パブで一杯やりましょう!

<その後のレスポンス>

Fumirockさんもサッカー経験者だったなんて、何か運命的なものを感じます(←勝手なこと言ってすいません)。
やはりサッカーは、いろいろな出会いを提供してくれるなと再認識しました。

イングランドで具体的に何をしたいのかーー。

何かしらの努力をするにしても、これが基本中の基本ですもんね。
ただ、日本におけるチェルシーの扱いの状況を変えるために、「具体的にそちらで何ができるか」は実は全く不明確なままなんです。
行ってから考えるのではビザの期間の無駄遣いですし、これをハッキリさせない限りは失敗に終わりますよね…。

これまで何人かの知人にも相談してきましたが、Fumirockさんと共通して皆が「なるべく早く行った方がいい」とのアドバイスを下さいました。
自分としては若いうちに行く方がいいからかな?と思っていましたが、なるほど永住権を得られる条件の変更の可能性も視野に入れておかなければならないようですね。
そういえば最近、キャメロン首相は移民の受け入れに対して大変厳しい考えを持っているとの記事が読売新聞に出ていました。

自分は雑誌の編集経験者と言っても、ほんの見習い状態で辞めてしまったため、おそらくイングランドでは経歴と見なされないと思います。
唯一ツテがあるとすれば、その古巣の雑誌社が「イングランドに行く前に必ず連絡しろ」と言ってくれているところです。

いずれにしても、まずは具体的に何をしたいかを考える必要がありそうですね。
ただ漠然と行ってもダメなことが改めて分かりました。
これは大きな収穫です。

貴重なアドバイス、ありがとうございます。

それにしても、何か特別なスキルがないと就職できない中、見事就職を実現させたFumirockさんの能力は相当なのでしょうね。
その努力、見習いたいです。

だいぶ長くなってしまいましたが、本当に突然の相談だったにも関わらず、こんなにご丁寧に応対して下さりとても感謝しています。
そちらへ行った際は、ぜひパブでご一緒させて頂きたいです。

この度は誠にありがとうございました。

と、こんな感じのやり取りだったのですが、正直私の場合、イギリスへ移住することを目的にスキルなどを磨いてきたわけではないですし、本当に「たまたま」タイミングが良かっただけですので、参考にはならないかもしれません。

むしろ、IT業界に限って言えば、日本のエンジニアはかなり優秀だと思います。
とにかく私から言えることは、「準備万端になるまで行動を起こさない」のではなく「見切り発車でもいいので行動を起こして走りながら考える」ということでしょうか。

イギリスにおけるビザの締め付けはどんどん厳しくなっていますし、恐らくこの先緩くなることはないと思いますので、その点を意識して早めに行動を起こすべきだと思います。

特に上のHさんのように、はっきりした目的がある場合、日本でがんばって英語の勉強をするより(キリがないので)、現地に飛んでしまった方が得られるものは数倍違うと思いますし、そこで何か道が見つかる可能性もありますので、とにかく「外に出る」というのを優先させた方がいいのではないでしょうか。
(シングルの人の場合、現地での「出会い」があるかもしれませんしね)
個人的に、日本の人には、イギリスに限らず、とりあえず国外に出て、異文化とふれあい、客観的に自分の国を見て考える機会を作った方がいいんじゃないかと思います。

日本にいる外国人は結局日本に興味のある人がほとんどなので、国外にいる日本に全く興味のない人たちとアウェイで触れ合うと、かなり強烈な経験ができますし、最終的には、それが「国際センス」につながるんだと思います(英語云々ではなく)。

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