UKで働きたい人には追い風?中小企業向け外国人雇用サポートが開始

英国国境局(UK Border Agency)によると、本日(2013年9月23日)から、イギリスの中小企業を対象とした外国人雇用のためのオンラインサポートが期間限定で開始された模様。

Pilot launched to help small to medium business | UK Border Agency

このオンラインサポート、グレーター・ロンドン(Greater London Authority, GLA)、つまりロンドンの行政と協力して、とりあえず3ヶ月の試験導入という形で運用されるらしい。

以下が該当サイトのようなので、気になる人は要チェック。
www.London.gov.uk/sme-visa-support

このサービスが具体的に何なのかと言うと、イギリスの中小企業(small and medium sized businesses、SMEs)が、ビジネスに必要な人材を海外、つまり欧州圏(European Economic Area、EEA)外から採用する際に必要な情報を提供することが目的のようである。

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現在、イギリスにおいて、非欧州圏の人材を雇用するにはかなりハードルが高く、仮に雇用したいと思っても、その企業がビザのスポンサーシップを持っている必要がある。

ただ、豊富な資金と専門家を抱えているような大企業ならともかく、そんな余力のない中小企業にとって、よっぽどのことがない限り、わざわざそんながんばってスポンサーシップを取ってまで、ビザを持っていない人材を取ろうとは思わないだろう。

このサービスにより、そんな中小企業が海外の人材を必要とする時に、そのビザ取得プロセスの負荷を軽減することが期待されているようだ。
国を挙げて、外国人を締め出そうと移民政策を強化している今のイギリスにおいては、外国人雇用促進にもつながり兼ねないこのサービス、どちらかというと時代に逆行してている感もある。

かなり極端に規制を進めているので、これで若干バランスを取ろうとしているのか、ロンドンは、そうは言ってもやっぱり優秀な外国人が欲しいのか、そんなところなのかもしれない。

この3ヶ月の試験運用の後、どういう判断が下されるのか、予測がつかないが、少なくとも、若干でも、そういう風があることは確か。

なんにせよ、これで少しでも中小企業が外国人を取る敷居が下がるならば、イギリスで働きたいと思っている人にとっては(微風かもしれないが)追い風になることを期待したい。
また、このサポートサービスによって提供されるのは、基本的に雇用者側が必要な情報であるが、裏を返せば、イギリスの会社が外国人を雇うために超えなければならないハードル、必要な情報、プロセスを理解することは、ビザのスポンサーになってもらう側にとってもメリットがあるかもしれない。

自分が何を満たせば、どういう情報を揃えれば、ビザのスポンサーになってくれるか。

会社によっては、こういう情報すら知らないところもあるだろうし、知ろうとしないところもあるかもしれない。

つまり、そういう会社に、ビザを取ってもらいたい場合、これらの情報を基に、自分から持ちかけて、提案するということも可能だ。

まぁ、それですんなりやってくれるかというと、可能性は低いかもしれないが、ゼロではないはず。

とにかく、ただでさえ、我々日本人のような非欧州圏の人材にとっては条件が厳しくなっているので、あの手この手で手段を考える必要があると思う。

そして、雇用者側の情報を持っておく、つまり事情を把握しておくことは決して損にならないはず。
このブログでもなるべくビザ関連の情報は取り扱っていきたいと考えているので、少しでも役に立てればと思う。

Listening to “Best of the Beta Band” by Beta Band
B000AP2ZAI

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